[IFA 2022]"LG ThinQ、一歩進んだスマートホームプラットフォーム…UP家電ハブの役割"

[[IFA 2022]“LG ThinQ、一歩進んだスマートホームプラットフォーム…UP家電ハブの役割”]


 
LG電子が欧州最大の家電展示会「IFA 2022」の開幕に先立ち、グローバル生活家電市場を先導する戦略を発表した。 スマートホームプラットフォーム「LG シンキュー(ThinQ)」を通じてだ。 今後、単純に製品を使用するだけでなく、顧客経験のすべての過程で革新ソリューションを提供し、アップ(UP)家電としての差別性を強化するという目標だ。
 
IFA 2022が開かれる前日の1日(現地時間)、LG電子のリュ·ジェチョル生活家電(H&A)事業本部長(副社長)は記者懇談会を開き、このような抱負を明らかにした。 LGシンキューをUP家電のハブにし、機器間の連結性を拡大することはもちろん、多様な新機能を持続的にアップグレードし、差別化した顧客経験を提供するということだ。
 
リュ副社長は“LGシンキューは使えば使うほど、ますます顧客の日常をスマートで便利にする一歩進んだスマートホームプラットフォーム”とし、“製品使用経験を越え、顧客経験旅程の全般をアップグレードできる最上のソリューションに生まれ変わるよう進化させる”と述べた。
 
続き、“UP家電はLGシンキュー使用顧客を画期的に増やしただけでなく、アップグレードコンテンツ使用比率も50%に肉迫するほど”とし、“顧客がUP家電アイディア提案コーナーと各種イベントで提案したアイディアだけで5000件を越える。顧客と共にUP家電を作り、LGシンキューを通じて持続的にアップグレードし、実際に家電が進化する姿を近くでお見せする”と強調した。
 
LG電子は今年初め、UP家電というビジョンを公開している。 UP家電を使用する顧客は、製品購入後もLGシンキューを通じて次世代機能を追加して使用することができる。 現在までUP家電は18製品を披露し、約100コンテンツをアップグレードして提供した。
 
ここでLGシンキューは連動する機器を拡大し、連結性を強化するハブの役割をする。 家電とモノのインターネット(IoT)機器を連動させ、顧客の暮らしをより便利にする各種モードと自動化機能を提供してからだ。
 
リュ副社長は“LGシンキューは多様なIoT機器を活用し、顧客に必要な製品間連動シナリオを多様に楽しめるよう、支援領域を拡大している”とし、“顧客に「F.U.N」経験を提供することに重点を置き、LGシンキューを継続発展させる”と述べた。 F.U.N経験は最高の(First)、差別化された(Unique)、世界になかった(New)経験を意味する。
 
続いてライバル会社対比LGシンキューの差別性と関連し、“必要な機能をアップグレードするため、UP家電とLGシンキューを探す顧客が増えるだろう。 それが差別化だと思う”とし、“今年末には基本的に必要な連結性が備えられると考える。 差別化機能で、シンキュープラットフォームの競争力を強化していく”と述べた。
 
特に、欧州市場ではプレミアム戦略と地域特化戦略を基盤に、差別化した製品競争力を前面に出し、急速に成長していると彼は説明した。 リュ副社長はヨーロッパ事業現況と関連し、“超プレミアムビルトインキッチン家電である「シグネチャーキッチンスイート」をはじめ、ヨーロッパに適合したエネルギー効率と空間活用性が高い製品ラインナップを増やし、事業成長をリードしている”と伝えた。
 
その一方で、“最近、不安定な国際情勢により、今年下半期も容易ではないだろう”とし、“顧客価値を最優先に置き、競争力のあるプレミアム製品を前面に出すと同時に、需要両極化に対応できるよう中低価格市場にも革新製品を強化するなど、事業本来の競争力をより一層高め、危機を乗り越えていく”と強調した。
 
一方、今回のIFA 2022を通じて欧州内の主力製品である「2ドア上冷蔵・下冷凍冷蔵庫」エネルギー効率をさらに高めた新製品で現地市場攻略を強化する。 また同日、LGシンキューを通じて自由自在に製品カラーを変えられる新製品「LGディオス・オブジェコレクションムードアップ(MoodUP)」も公開した。
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