コロナ感染増加で2月の消費者心理低下・・・・住宅価格見通しも6ヵ月連続↓

[写真=聯合ニュース]


オミクロン株拡大などコロナ感染者が急増し、2月の消費者心理が1ヵ月ぶりに下落に転じた。住宅価格に対する見通しは6ヵ月連続下落傾向を示した。

韓国銀行が22日に発表した「2022年2月の消費者動向調査結果」によると、2月の消費者心理指数(CCSI)は103.1で前月比1.3ポイント下落した。消費者心理指数は1月に1ヵ月ぶりに再び反発した後、再び下落するなど騰落を繰り返している。

消費者心理指数は基準値100を基準に100より大きければ長期平均より楽観的であることを、100より小さければ悲観的であることを意味する。消費者心理指数は最初のコロナパンデミック(2020年1~4月)当時31.5ポイント下落し、第2波(2020年8~9月)8.3ポイント下落、第3波(2020年11~12月)7.8ポイント下落した。

CCSIを構成する6の指数のうち、家計の財政状況に対する認識を示す現在の生活状況CSIは90で、前月より1ポイント下落した。また6ヵ月後を展望した生活状況展望CSIは96であり、3ヵ月間同じ水準を維持した。家計収入の見通しと消費支出の見通しは110で1ポイント下落した。景気状況に対する認識を示す現在の景気判断指数は75で1ポイント下落した。今後の景気展望指数は2ポイント下落した91となった。

住宅価格の展望指数は97で、前月より3ポイント下がり、6ヵ月連続の下落となった。これは2020年5月(96)以降、1年9ヵ月ぶりの最低水準だ。これは住宅価格の上昇傾向の鈍化と取引量の減少、追加の基準金利引き上げの予告、家計貸出規制の展望によるものだ。

物価水準展望は152で前月と同じ水準を示した。基準金利の追加引き上げの予想やインフレへの懸念の中、金利水準の予測も139となり、前月と変わらない水準を維持している。就業機会展望CSIは、経済回復に対する期待の中で小幅上昇した。

金利水準展望は前月比2ポイント上がった139で、2ヵ月ぶりに再び最高値を記録した。従来の記録は昨年11月の138だった。過去1年間の消費者物価に対する体感上昇率を意味する「物価認識」と今後1年間の消費者物価上昇率展望値に当たる「期待インフレ率」はそれぞれ2.7%と2.6%で前月と同じだった。
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