双龍自動車は昨年の売上2兆4293億ウォン、営業損失2962億ウォンを記録したと25日、明らかにした。双龍自は20期連続の赤字を続けてきているが、無給休業施行など持続的な自助努力を通じたコスト削減効果で、営業損失規模を減らすのに成功した。
前年度の双龍自の販売は昨年、内需5万6363台、輸出2万8133台を含め、計8万4496台と集計した。回生手続きの進行と半導体の需給による生産支障の影響で、出庫の滞積が深刻化し、前年比21.3%減少した数値だ。
ただ、部品協力会社と協力を通じた半導体物量の確保及び効率的な生産ラインの運営を通じ、出庫滞積の物量を一部解消し、昨年4四半期には四半期の最大販売実績を達成した。
双龍自は販売減少にもかかわらず、福祉の縮小や人件費の削減など強力な自助努力に続き、今年7月から施行中の追加の自己救済案施行の効果で、営業損失を減らすのに成功した。
双龍自は7月から週間連続2交代で運営中だった平沢工場を1交代に転換し、技術職は50%ずつ2組、事務職は30%ずつ3組に編成し、毎月1組ずつ循環無給休業を実施している。これによって、営業損失規模は前年4494億ウォン比30%以上改善された2962億ウォンに減った。
双龍自の関係者は"支障のない自己救済案の履行を通じ、コスト削減はもちろん、財務構造も漸進的に改善されている"、"新モデルが市場で好評を得て、回復振りを見せているだけに、今年も持続的な製品改善モデルだけでなく、コランド・エモーションおよび中型SUV J100などの新車発売を通じ、販売量の増大とともに、損益も改善していく"と述べた。
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