来月から韓国国籍者のオーストラリア入国が許容される。コロナワクチン接種を完了した人は隔離なしの旅行だけでなく、就業や留学、ワーキングホリデーなどのビザ入国も可能だ。
22日(現地時間)、オーストラリアの公共放送であるABCは、オーストラリア政府がシンガポールに続き韓国と日本にも入国規制を緩和すると明らかにしたと伝えた。この日、オーストラリアのスコット・モリソン首相が首都キャンベラで記者会見を開き、このような案を12月1日から施行すると発表した。
これに先立ち、オーストラリア政府は自国のワクチン接種率80%達成に合わせて段階的な防疫緩和措置に乗り出した。入国規制緩和の場合、今月21日からシンガポールと「トラベルバブル(旅行安全圏域)」措置に踏み切った。
オーストラリア政府は、昨年3月からオーストラリア市民や永住権者を除くすべての人を対象に強力な入国規制を断行した。事実上、オーストラリアの国境が2年近く閉鎖された状態だったのだ。
オーストラリア政府は入国ビザとコロナワクチン接種証明書、出国前の3日(72時間)以内に自国で発給されたコロナ検査陰性判定証明書を提示する場合、隔離措置なしにオーストラリア入国と自国内移動を許容する。
また、来月から韓国と日本国籍者を対象に旅行客だけでなく、留学や労働移住も認められる。
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