防弾少年団、韓日葛藤にも変わらぬ人気・・・日スタジアムツアー「成功的」

[写真=聯合ニュース(Big Hit エンタテインメント提供)]

日本政府が韓国に半導体コア材料の輸出規制を強化し、事実上の経済報復対応で韓日関係が冷え込んだ中、グループ防弾少年団がスタジアムツアーの終着駅である日本を訪問した。韓国で日本製品の不買運動が起こり、日本でもこれを好ましく思わないなど韓日関係は多少硬直した雰囲気が、防弾少年団の日本ツアーには何の影響も及ぼさなかった。

日本の大阪市あるヤンマースタジアム長居は、日本アーミー(防弾少年団ファンクラブ)が占拠して壮観を呈し、昨年11月に東京コンサートの時のように右翼団体のデモで騒ぎにもならなかった。それこそ防弾少年団とアーミーのための祝祭そのものだった。

今年5月から始まり、ブラジル、イギリス、フランスまで3つの都市をツアーし、6回に渡って行われたスタジアムコンサートの最後は日本だった。防弾少年団は去る6日と7日、日本の大阪「ヤンマースタジアム長居」でワールドツアー「ラブユアセルフ:スピークユアセルフ」(LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF)のフィナーレを飾った。

防弾少年団が二日連続舞台に上がるヤンマースタジアム長居は、5万席規模の陸上競技場であり日本プロサッカーJリーグセレッソ大阪のホームスタジアムでもある。コンサート初日の6日、ファンたちは午前から会場を訪れ、開場時間の午後2時頃には足の踏み場もないほど多くの人で埋め尽くされたた。日本ファンのほかにも西洋人とヒジャブを被ったファンや、韓国人ファンも見つけることができた。

日本で第3次韓流ブームを起こす役割を果たしてきた防弾少年団の初の日本ツアーだが、最近、韓日関係が急速に冷却された状況で懸念の声が聞こえてきたのも事実。政治・外交・経済的に悪化した両国関係がもしかしたら日本のアーミーに影響を与えるのではないかという心配だった。また、韓国最高裁の徴用賠償判決直後の昨年11月の東京ドーム公演の時のように、ごく少数の日本の右翼勢力の動きも懸念された。
 

[写真=聯合ニュース(6日、大阪市のヤンマースタジアム長居の前に設けられたBTSグッズ販売店にファンたちが集まってる)]

しかし、同日懸念していたことは何も起きなかった。会場は防弾少年団のファンで埋め尽くされ、右翼団体の騒ぎもなかった。防弾少年団の歌を歌いながら応援スローガンを叫ぶなど、全世界のアーミーの共通点と言える熱い情熱だけを見つけることができた。

また、去る3日に発売された防弾少年団の現地での10枚目のシングルである「ライト / ボーイ・ウィズ・ラブ(Lights / Boy With Luv)」は6日、オリコン日間シングルチャートで3万4537ポイントを獲得し、4日連続の上に上がる気炎を吐いた。 「ライト / ボーイ・ウィズ・ラブ」はシングル発売直後、43の国と地域のアイチューンズ「トップソング」チャート1位に上がったりもした。

一方、防弾少年団は日本の大阪ヤンマースタジアム長居で「ラブユアセルフ:スピークユアセルフ」公演を終えた後、来る13日と14日に静岡のエコパスタジアムでツアーを続けていく。
 
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