菅日本首相は、韓国のイ・ミョンバク大統領と電話で会談し、韓国の哨戒艦の沈没事件をめぐり、国連の安全保障理事会で北朝鮮に対する適切な措置をとるため、緊密に連携していくことを確認した。
日韓首脳の電話での会談は、韓国側の要請で行われたもの。イ・ミョンバク韓国大統領は、韓国の哨戒艦の沈没事件をうけた北朝鮮への対応をめぐって、韓国が先週、国連の安全保障理事会に正式に事件を提起したことを説明し、「安保理で、緊密に連携していきたい」と述べた。これに対し、菅日本首相は「日本、韓国、アメリカでしっかり対応したい」と述べ、両首脳は安保理で、北朝鮮に対する適切な措置をとるため、緊密に連携していくことを確認した。
また、日韓関係についても意見が交わされ、菅日本首相は、今年が日本による韓国併合から１００年になることに言及、「歴史を直視するだけでなく、反省すべきは反省し、未来に向けて協力関係を築くため、努力していく」と述べた。これに対し、イ・ミョンバク韓国大統領は「１００年前の過去だけにこだわるのではなく、今後１００年を見据えて、お互いに努力すれば、より大きなものが得られる」と述べた。
日本語ニュースチーム news@ajnews.co.kr
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