李明熙新世界会長、鄭溶鎭のイーマートに朝鮮ホテルの株式全部売却

[李明熙新世界会長、鄭溶鎭のイーマートに朝鮮ホテルの株式全部売却]



李明熙(イ・ミョンヒ)新世界グループ会長が自分が保有した新世界朝鮮ホテルの株式全量をイーマートに売却した。

イーマートは20日、公示を通じて李会長から新世界(シンセゲ)グループの系列会社である朝鮮ホテルの株式16万8814株を同日の終値基準の28億7000万ウォンで購入したと明らかにした。

これで李会長は自分の朝鮮ホテルの株式1.09%を売却しており、この取引にイーマートの朝鮮ホテルの持分率は99.87%に上がった。

これに先立つ10日、イーマートは李会長と鄭在恩(チョン・ジェウン)新世界グループ名誉会長、鄭溶鎭(チョン・ヨンジン)新世界グループ副会長が保有した新世界建設など新世界グループ系列会社の持分を買い入れた。

具体的に李明熙新世界グループ会長の新世界建設37万9478株と新世界フード2万9938株、鄭在恩新世界グループ名誉会長の新世界I&C4万株、鄭溶鎭新世界グループ副会長の新世界I&C7万4170株と新世界建設3万1896株をそれぞれ購入した。

この取引を通じてイーマートの該当系列会社保有の持ち株率は新世界I&Cが29.01%から35.65%、新世界建設が32.41%から42.70%、新世界フードが46.10%から46.87%に増えた。

財界の一部では李明煕会長が今回、朝鮮ホテルの株式までイーマートに渡すなど上場系列会社の持分を整理し、鄭溶鎭、鄭有慶兄妹に経営権を渡すための継承作業を本格推進しているという分析だ。

イーマートは"今回の取引を通じて該当系列会社に対する支配力を強化し、これら会社の成長を通じた企業価値上昇を期待する"と明らかにした。
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