2026. 09. 30 (水)

国会国政監査:成長の恩恵と税負担の公平性が問われる

  • 来月の財務省・企画財政省国政監査…民生支援効果・不動産税制が焦点

  • 財政事業の成果から国税庁の滞納管理団の実効性まで点検

李亨日副首相兼財務経済部長官が28日、国会で開催された財政経済企画委員会全体会議に出席し、政府が立法を推進する法案について提案説明を行っている。
李亨日副首相兼財務経済部長官が28日、国会で開催された財政経済企画委員会全体会議に出席し、政府が立法を推進する法案について提案説明を行っている。[写真=聯合ニュース]

半導体輸出が好調であるにもかかわらず、若者の雇用や脆弱層の回復が遅れているため、今年の国会財政経済企画委員会の国政監査では成長成果の不均衡と政府の対応が主要な焦点となる見込みである。不動産税制の改編に伴う納税者間の負担の違いや滞納徴収の実効性も検証対象となる。

国会財政経済企画委員会は来月6日に財務省、8日に企画財政省を対象に国政監査を実施する。財務省には経済回復の恩恵を広げる政策と課税の公平性について、企画財政省にはそれを支える財政配分と事業成果についての質問が予想される。

政府も成長指標と民生との温度差を認めている。李亨日副首相兼財務経済部長官は28日、韓国銀行の新賢松総裁との面談で、堅調な成長にもかかわらず物価や雇用などの民生負担が続き、脆弱部門の回復速度が遅いと述べた。

雇用指標でも不均衡が明らかになっている。昨年同月比で8月の就業者数は18万4000人増加したが、若者層の雇用率は44.1%で1.0ポイント低下した。保健・社会福祉サービス業の就業者は18万6000人増加した一方、宿泊・飲食業と製造業はそれぞれ6万1000人、3万8000人減少した。輸出主力業種の業績改善が内需や雇用にどれだけつながったかが検証対象となる。

民生支援の効果と持続性も焦点となる。今年第2四半期の所得下位20%の世帯の月平均所得は7.5%増加し、上位20%の増加率3.8%を上回った。高騰する物価への支援金などにより分配指標が改善されたが、下位20%の世帯の可処分所得は109万4000ウォンで、消費支出137万2000ウォンには及ばなかった。支援終了後も所得や消費の改善が続くかが鍵となる。

企画財政省の国政監査では、若者・地域・脆弱層支援事業が実際に雇用維持や所得改善につながったかが問われる見込みである。今年導入された統合財政事業の成果評価が予算調整に反映されたか、類似・重複事業を整理しながら必要な支援を減らさなかったかも予想される焦点である。組織分離後、財務省の経済政策と企画財政省の予算配分が有機的に結びついているかも検証対象となる。

不動産税制は実居住中心の課税の公平性と予測可能性が核心である。政府は今年の税制改編案において、総合不動産税と譲渡所得税の控除基準を保有から居住中心に転換する方針を盛り込んだ。就業や治療などで該当住宅に居住できない納税者の事情をどこまで認めるかが焦点となる。

多住宅者の譲渡税の一時的な緩和が政策の一貫性を持っているか、取引時点によって納税者間に不合理な負担の差が生じるかも質問対象となる見込みである。月賃貸や転貸などの賃貸方式による課税の違い、賃貸人の税負担が借り手に転嫁される可能性も点検すべき点である。

国税庁の国政監査では、全国133の税務署を拠点に運営される滞納管理団の成果が取り上げられる見込みである。国税庁によると、3月から6月初めまで試験運営された滞納管理団500人は、投入予算53億ウォンに対して151億2000万ウォンを徴収した。拡大運営後もコストに対する実績を維持できたか、既存の徴収活動と区別される追加成果があったかが鍵となる。

故意の滞納者と生計型滞納者を適切に区別できたかも主要な点検事項である。財産を隠した滞納者に対して実効的な徴収が行われたか、生計が困難な滞納者には福祉連携などの再起支援が提供されたかが、課税・徴収行政の公平性を評価する基準となる見込みである。



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