2026. 09. 23 (水)

昨年の死亡者数がコロナ19以降の最大に、10代の自殺率が増加

  • 癌・心臓病・肺炎が主要な死因、10代の自殺率は7.5%増加

  • 母子死亡者は33名、OECD平均を上回る母子死亡比

国家データ庁 2025年死因統計
国家データ庁 2025年死因統計。 [写真=国家データ庁]
昨年の死亡者数は36万2968人に達し、1970年の死亡統計作成以来、2番目に多い水準を記録した。これはコロナ19が猛威を振るった2022年以降の最大値である。人口の高齢化が進む中、80歳以上の高齢者が全体の死亡者の半数以上を占めた。全体の自殺率は減少したが、10代の自殺率は逆に増加し、年齢層ごとに異なる傾向を示した。

国家データ庁が22日に発表した「2025年死因統計結果」によると、昨年の死亡者数は36万2968人で、前年より4399人(1.2%)増加した。2022年の37万2939人という過去最大を記録した後、2番目に多い死亡者数である。1日あたりの平均死亡者数は994人で、前年より15人増加した。調査死亡率は人口10万人あたり712.6人で、前年より10.0人(1.4%)増加した。

ただし、年齢構造を標準化した年齢標準化死亡率は285.3人で、前年より9.3人減少した。実際の死亡水準自体が悪化したわけではなく、高齢層の割合が増加したことにより全体の死亡者数が増えた側面がある。

朴賢晶データ庁人口動向課長はブリーフィングで、昨年の死亡者数について「2022年が過去最大だったが、今回は過去2位である」と述べ、「死亡者が増加する要因として、人口の高齢化が最も大きな影響を与えている」と説明した。

実際、昨年の全体の死亡者のうち80歳以上は54.7%を占め、前年より0.6ポイント、10年前より13.9ポイント増加した。男性の死亡者の41.9%、女性の死亡者の69.4%が80歳以上であった。高齢層の死亡割合が全体の死亡者増加の主要な背景となっている。

死因別では、癌が最も多かった。昨年の癌による死亡者は9万203人で、全体の死亡者の24.9%を占めた。癌死亡率は人口10万人あたり177.1人で、前年より1.6%増加した。癌の中では肺癌、肝癌、大腸癌、膵癌、胃癌の順に死亡率が高かった。

2位は心臓病、3位は肺炎であった。心臓病による死亡者は3万3784人、肺炎による死亡者は3万965人であった。癌・心臓病・肺炎の3大死因は全体の死亡の42.7%を占める。データ庁は癌と心臓病が引き続き高い死亡率を示す死因であると説明した。肺炎はコロナ19流行時期を除けば、2018年以降ずっと3位を維持している。

10代の死亡原因は癌、心臓病、肺炎、脳血管疾患、自傷行為(自殺)、アルツハイマー病、糖尿病、敗血症、高血圧性疾患、肝疾患の順であった。これら10の死因が全体の死亡原因の67.2%を占めた。特に敗血症は前年より2段階上昇し8位にランクインし、高血圧性疾患と肝疾患はそれぞれ1段階ずつ下降した。

年齢別では、若年層と高齢層の死亡原因が明確に分かれた。10代から40代までは自傷行為(自殺)が死亡原因1位であり、50代からは癌が1位を占めた。特に10代から40代までは自殺と悪性新生物が全体の死亡原因の50.1%から64.3%を占めた。

自傷行為による死亡者は全体的に減少した。昨年の自傷行為による死亡者は1万4144人で、前年より728人(4.9%)減少した。自殺死亡率も人口10万人あたり27.8人で、前年より1.4人(4.7%)減少した。2023年と2024年の2年間連続で増加した後、2025年に減少に転じた。

しかし、10代では異なる傾向が見られた。10代の自殺率は人口10万人あたり8.6人で、前年より7.5%増加した。全ての年齢層の中で自殺率が増加したのは10代のみであった。10代では女性の自殺率が男性より高く、20代以上では男性が女性より高かった。

一方、昨年の死亡者数の増加とともに、癌による死亡者が初めて9万人を超えた。高齢層を中心に死亡者が増加する中、癌を含む主要な慢性疾患が全体の死亡に占める割合も続いている。

また、出産時に死亡する「母子死亡」の人数が2021年(23名)以来初めて30名台に戻った。昨年、妊娠、分娩に関連する疾患で死亡した母子死亡者数は33名で、前年に比べ37.5%(9名)増加した。経済協力開発機構(OECD)諸国間の母子死亡比の比較では、韓国は13.0名でOECD平均の10.9名を上回ることが調査された。



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