韓国軍の最前線である非武装地帯(DMZ)で、捜索作戦中だった将兵らが地雷の爆発と推定される事故により負傷する事態が発生した。
21日、西部戦線を管轄する陸軍第25師団の最前線部隊がDMZ以南地域で捜索作戦中に計3人が負傷。このうち幹部2人が重傷を負い、緊急ヘリコプターで国防部の国軍首都病院へ搬送され集中治療を受けている。負傷した残りの幹部1人を含む作戦参加将兵全員を首都病院へ移送し、精密検査および健康状態の確認を実施する予定だ。
軍当局によると、現場は徹底的に統制されており、正確な爆発の原因究明に向けた調査が進められている。
軍内外では今回の爆発について、主に以下の2つの可能性が指摘されている。まず、北朝鮮軍による意図的な地雷埋設・要塞化挑発の可能性が提起された。北朝鮮は2024年以降、南北関係を「敵対的な2つの国」と規定し、軍事境界線(MDL)以北のDMZ地域で地雷埋設や戦術道路の造成など「国境線要塞化」を進めている。特に最近1ヶ月の間だけでもMDLを越える事例が20回を超えるなど、南側地域への侵犯や地雷埋設による地形変形が懸念されていた。
夏場の集中豪雨による「流失地雷」の流入可能性もある。DMZ特有の地形的特性上、過去に埋設された地雷が豪雨により位置を変え、作戦路に流れ込んだ可能性も排除できない。国防部の公式白書や国会資料によると、過去に北朝鮮軍の南侵を防ぐ目的などで前線地域には多数の対人地雷(いわゆる「足首地雷」など)が埋設されており、現在も多数残存していると推定される。
北朝鮮軍の相次ぐ国境線要塞化作業やMDL接近行動が続く中、最前線の緊張感は最高潮に達している。
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