2026. 09. 09 (水)

ホンダ、AI専門家を1000人に増員…月最大15万円の追加手当

  • 社内認証人員280名から3倍以上拡大…人材流出を防ぎ現場AI導入を主導

  • 車両開発期間5年→3年短縮の見込み…AI能力普及時に特別報酬終了

写真=ゲッティイメージバンク
[写真=ゲッティイメージバンク]


日本の自動車メーカー、ホンダは社内の人工知能(AI)専門家を今後数年以内に現在の3倍以上となる1000人規模に増員する。AI導入プロジェクトに参加する認証専門家には、既存の給与に加えて月最大15万円(約130万円)の手当が支給される。自動車開発など現場に精通した社員をAI専門家に育成し、業務革新を促進するとともに、追加報酬で人材流出を防ぐ戦略である。AI活用により、車両開発期間も従来の5年から3年程度に短縮できると見込まれている。

9日、日経新聞によると、現在認証を受けた社内AI専門家は約280名である。オクボヒロスケホンダAIイノベーション部長は日経とのインタビューで「AI専門家が外部で指示するよりも、業務をよく知る人がAIを活用できるようになるのが最も良い」と述べた。

外部業者に業務を委託するのではなく、内部の能力を育成することに重きを置くのも業務効率のためである。オクボ部長は、外部に完全に委託すると、何を求めているのかを説明する段階からシステムに必要な要件を定めるまでに膨大な時間がかかると指摘した。

社内AI人材育成の核心は、2024年ミベトシヒロ社長の指示で導入された『生成型AI専門家制度』である。会社の各所に散らばるAI人材を発掘し、能力に応じて報酬を与えるために設けられた。AI能力を持つ社員が試験に合格すると、面談や書類評価を経て1~3段階で認証される。1段階はAI活用を支援するレベル、2段階は直接システムを構築できるレベルである。

最高ランクの3段階は社内コンサルティングパートナーの役割を担うレベルであり、技術力だけでなく組織を説得する能力も求められる。部長や実長にAI導入案を提案し、随時内容を補完しながら実行を導く必要がある。オクボ部長は「AI技術は習得できるが、実際に活用するには業務に精通した人の協力が必須である」と説明した。

認証を受けた社員は自部門でAI導入を主導し、会社のAIプロジェクトに参加する際に月最大15万円の追加手当を受け取る。ホンダはこの制度を通じて部門別のAI人材とプロジェクトの状況も把握している。オクボ部長は開発部門がある栃木県が勤務先として人気が高くない点を指摘し、「AI人材に適切な給与を支給して外部流出を防ぐ」と述べた。

ただし、追加報酬を永続的に維持するわけではない。AI能力が普及し、AIエンジニアの市場賃金が一般社員と同程度になると、制度を終了することが明文化されている。希少な専門性には報酬を与えるが、その能力が一般化すれば特別待遇も終了するという趣旨である。

AI推進組織の地位も高められた。ホンダは昨年4月、既存の先進AI課をAIイノベーション部に昇格させ、人員を数十名規模に増やした。6月には所属を管理業務中心のコーポレート管理本部からコーポレート戦略本部に移した。オクボ部長はAIとデジタル、データ活用を大幅に強化するというメッセージであると説明した。

この組織はホンダが昨年5月に示した『トリプルハーフ』目標にも寄与する。車両開発にかかる期間・コスト・人員の総作業時間をそれぞれ半分に減らすという構想である。日経はAI活用により車両開発期間を従来の5年から約40%短縮し、3年程度にできると伝えている。

日経がAI導入に伴う組織改編の可能性を尋ねると、オクボ部長は「まだ他の組織を廃止するほどの劇的な変化はない」とし、「各部門でAIによる業務効率化を図るグループが活動している」と述べた。

熟練技術者の知識を蓄積する作業も並行して行われている。2021年にホンダが2040年にエンジン使用中止の方針を示した際、エンジン技術者の退職により知識が失われるのではないかという懸念が出た。この危機感から設けられたのが『知識データバンク』である。開発資料をシステムにアップロードすると、AIが欠落した情報を見つけ出し、エンジニアがそれを補完して一定基準を満たせば登録する方式である。熟練技術者の経験と知識を残し、他の社員も業務に活用できるようにしたものである。





* この記事はAIによって翻訳されました。
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