2026. 09. 10 (木)

次世代主力機種が総登場…KAI、ポーランドで欧州市場を攻略

  • 固定翼・回転翼戦闘システムを展示

新東学 KAI 欧州米州室 常務が KF-21を紹介している写真 KAI
新東学 KAI 欧州米州室 常務が KF-21を紹介している。[写真=KAI]
韓国航空宇宙産業(KAI)は、ポーランドでKF-21を基にした主力戦闘機と無人機を連携させた未来戦闘システムを発表し、欧州市場の拡大に乗り出した。

KAIは、現地時間の8日から11日までポーランドのキェルツェで開催される第34回国際防衛産業展示会(MSPO 2026)に参加すると9日に発表した。MSPOは1993年から開催されている陸・海・空統合防産展示会で、今年は世界約35カ国から900以上の企業が参加する。

KAIは今回の展示会で、未来戦闘システムゾーンを構成し、無人戦闘機(UCAV)と多目的無人機(AAP)が連動したKF-21、低軌道通信衛星などを有機的に結びつけた次世代空中戦闘システム(NACS)を公開した。これにより、6世代戦闘機への拡張を目指す国産戦闘機の段階的開発ロードマップを示した。

FA-50ゾーンでは、AAPと連動したFA-50の形状を展示し、有・無人複合システム(MUM-T)を適用した性能拡張性を紹介する。FA-50は2022年にポーランドと総48機規模の輸出契約を締結し、欧州市場に進出した。

回転翼ゾーンでは、上陸攻撃ヘリコプター(MAH)や小型武装ヘリコプター(LAH)に空中発射無人機(ALE)を適用したMUM-Tを公開する。先月8月にシステム開発を完了したMAHを前面に出し、欧州のヘリコプター交換需要を狙ったマーケティングも展開する。

KAIは、2023年にポーランドのミンスク空軍基地に基地事務所を開設し、FA-50事業の技術支援を推進中である。昨年6月にはワルシャワに欧州法人を設立し、欧州市場の拡大を目指している。

KAIは今回の展示会を契機に、ポーランドでの後続事業機会を模索するとともに、ルーマニア、ブルガリア、スロベニアなど戦闘機交換需要のある欧州諸国を対象に新規事業の発掘に乗り出す計画である。

金志弘 KAI 副社長は「欧州でFA-50で実証された国産航空機の性能と信頼性が、下半期に我が空軍に初めて納入されるKF-21への関心につながっている」と述べ、「ポーランドを拠点に欧州全域で国産航空機の地位を持続的に強化していく」と語った。

なお、KAIは先月、海兵隊の上陸作戦を支援する国産上陸攻撃ヘリコプター(MAH)のシステム開発を完了した。MAHは国産機動ヘリコプター『スリオン』を基に、小型武装ヘリコプター(LAH)開発過程で確保した武装システム技術を適用した攻撃ヘリである。



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