2026. 09. 08 (火)

尹錫悦、初代中大犯罪捜査庁長に金志用を推薦…「特捜の慣行を根絶し、専門性を移管」

  • 「検察出身を排除条件としない」…検察改革の実現能力を考慮

  • 補完捜査の主張には「改革の趣旨を否定するものではない」…来月2日に中大庁が発足

尹錫悦 行政安全部長が7日、ソウル 鍾路区の政府ソウル庁舎で初代中大犯罪捜査庁長候補者として金志用前光州高検次長を推薦したと明らかにしている。写真=聯合ニュース
尹錫悦 行政安全部長が7日、ソウル 鍾路区の政府ソウル庁舎で初代中大犯罪捜査庁長候補者として金志用前光州高検次長を推薦したと明らかにしている。 [写真=聯合ニュース]

尹錫悦 行政安全部長は初代中大犯罪捜査庁長候補者として金志用前春川地検長を推薦することを決定した。金候補者が検察出身であることに対しては、検察の誤った特捜の慣行を根絶し、捜査の専門性は中大庁に移管すべきだと強調した。

尹長官は7日、政府ソウル庁舎でブリーフィングを開き、「中大犯罪捜査庁長候補推薦委員会の推薦内容を尊重し、候補者の中から金志用候補者を推薦することに決定した」と述べた。

候補推薦委は4日、国民の推薦を通じて受け付けた候補者を審査し、金候補者を含む4名を尹長官に推薦した。尹長官は中大犯罪捜査の専門性と公正性・中立性、組織管理経験などを総合的に考慮して金候補者を選定した。

尹長官は「検察がこれまで持っていた特捜のいわゆる慣行は必ず根絶されなければならない」としつつも、「検察が持つ捜査の専門性は中大庁に適切に移管されるべきだ」と述べた。

続けて「検察出身という点を排除条件とするのではなく、検察改革の趣旨を正しく実現しながら中大庁という新設組織を十分に導く資質を備えているかを判断基準とした」と説明した。

金候補者が『検察捜査の完全排除』の局面で検察の直接補完捜査が必要だという立場を公然と表明したことが、捜査・起訴の分離の趣旨と矛盾しないかという質問もこの日出された。

尹長官はこれに対し「検察改革の趣旨を否定したとは思わない」とし、「詳細な事項は人事聴聞会を通じて候補者が直接具体的に明らかにする機会があるだろう」と答えた。

推薦委の審査と推薦決定があまりにも迅速に行われたとの指摘には、「候補者関連資料を基に推薦委が十分に議論したと判断している」とし、「国民の推薦と推薦委の審査結果、各界の意見を参考にして決定した」と答えた。

金候補者は1968年5月、忠南扶余で生まれ、公州師範大学附属高等学校と成均館大学法学科を卒業した。第38回司法試験に合格し、司法研修院28期を修了した。

大田地検検事を皮切りに、大邱地検特捜部長、ソウル中央地検公判2部長、大検察庁監察1課長、春川地検長、大検察庁刑事部長、光州高検次長など、現場と大検の主要職を幅広く経験した。現在は法律事務所エイペックスの弁護士として活動している。

行政安全部は金候補者を捜査・監察・公判など刑事司法分野で経験を積んだ捜査・法律の専門家と評価した。主要捜査機関の指導部で勤務し、組織を安定的に管理した経験も人選の背景として挙げた。

中大庁は来月2日に発足する。捜査と起訴を分離する刑事司法制度の改革を現場に定着させ、発足初期に発生する可能性のある捜査の空白を防ぐことが初代庁長の核心課題とされている。

尹長官は「中大庁が特定の利害関係に縛られず、法と原則に基づいて国民の基本権保護に貢献しなければならない」とし、「行政安全部も中大庁の成功的な発足と国民に信頼される捜査機関としての定着のために最後まで責任を果たす」と強調した。



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