LG電子がロボットやスマートファクトリーなどの未来事業分野を中心に、下半期(7〜12月)の新入社員採用に乗り出す。従来の家電や車載(EV)事業に加え、次世代の成長エンジンを牽引する技術人材を戦略的に確保する狙いがある。
LG電子は26日、来月13日までグループの採用ポータルサイトを通じて下半期新入社員の募集を受け付けると明らかにした。生活家電(H&A)やTV(HE)事業本部のほか、車載部品(VS)、HVAC(空調)、韓国営業本部、生産技術院などが採用に加わる。
募集職種は、ロボットおよび生産技術の研究開発(R&D)をはじめ、電気・電子、機械、営業・マーケティング、SCM(供給網管理)・購買、生産、品質、財務、人事、事業戦略など全12分野に及ぶ。
重点採用分野は、ロボティクス、モビリティ、スマートファクトリー、HVAC(冷暖房空調)であり、今月31日の韓国科学技術院(KAIST)を皮切りに、ソウル大学や高麗大学など国内12大学で採用説明会を開催する。また来月には米マサチューセッツ工科大学(MIT)やカーネギーメロン大学など、北米の6大学で修士・博士人材を対象とした説明会を実施する。
国内に留まらず北米のトップクラスの大学を直接巡回する目的は、グローバル市場における先端技術のR&D人材を早期に囲い込むための布石とみられる。
特に今回の採用は、既存事業の収益性守りにとどまらず、ロボットやスマートファクトリーといった新事業の技術競争力を強化するための人的投資が、具体的な採用活動として結実している点で大きな意味を持つ。
LG電子は2020年下半期以降、一律的な定期採用を廃止し、現場の需要に応じた「随時採用(ジョブポスティング方式)」を導入している。ただし、大卒新入社員の採用需要が集中する時期には、職種別の大型採用を別途実施し、機動性と計画性を両立させている。
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