全国メディア労働組合ハンギョレ新聞支部は21日、金前論説委員の青瓦台行きについて「ハンギョレの報道の独立性と公正性に対する読者の信頼を損なう行為」として遺憾の意を表明した。
金前論説委員は青瓦台春秋館長の任命が知られるわずか8日前まで社説を執筆していた。青瓦台の人事検証手続きなどを考慮すると、権力を批判する論説委員として活動していた時期と権力機関の高位公職者に任命された時期の間に、実質的に猶予期間がなかったことになる。
ハンギョレ新聞支部は、論説委員と春秋館長の役割の違いにも注目した。論説委員は大統領や政府、政治権力の政策や行動を批判し、メディアの見解を形成する一方、春秋館長は大統領室の取材活動を支援し、メディアとのコミュニケーションを総括する役割を担う。
そのため、権力を批判していた人物が直ちにその権力のメディア対応を担当する場合、過去に執筆した社説や判断の独立性が疑問視される可能性があるという主張がなされている。特にこの過程で生じる負担がハンギョレ内部で権力を取材し批判する記者たちに及ぶ可能性が指摘されている。
ハンギョレの取材報道準則は、メディアが「どのような権力からも独立」すべきであると規定しており、独立性を損なう行動や権力介入の口実を提供することを警戒している。
ハンギョレ新聞支部は、過去にハンギョレが現職メディア関係者の青瓦台行きを批判した事例も挙げた。ハンギョレは2015年の社説で、最低限の「緩衝期間」なしに現職メディア関係者が青瓦台に移ることを批判したことがある。
労働組合側は「当時の批判の対象は朴槿恵政権とその政権に直行したメディア関係者だった」とし、「政府が変わったからといってメディア倫理の基準まで変わることはない」と強調した。続けて、ハンギョレが他のメディア関係者と権力に求めてきた原則を、ハンギョレ出身のメディア関係者と現政権にも同様に適用すべきだと主張した。
青瓦台の人事慣行についても批判の声が上がった。ハンギョレ新聞支部は、現職メディア関係者を十分な猶予期間なしに核心的な補佐陣に迎え入れることが、メディアと権力の間に必要な緊張と距離を弱める可能性があると指摘した。
その上で、会社側に現職メディア関係者の政治権力直行を防ぐための具体的な倫理基準の策定を求めた。公職の提案や支援事実を事前に報告し、関連する取材・論評業務から排除する一方、十分な猶予期間を設けるなどの制度的な仕組みが必要だという主張である。
ハンギョレ新聞支部は「メディアの独立は実際に権力から独立しているだけでなく、独立性を疑われる行動を自ら警戒することで守られる」とし、「どのような権力とも距離を置き、監視と批判の責任を果たすという読者の信頼がハンギョレの最も重要な資産である」と述べた。
* この記事はAIによって翻訳されました。
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