2026. 08. 21 (金)

自動車・半導体・鉄鋼業界での労使対立が激化、製造業の夏闘が長期化の兆し

20日、ウルサン市北区の現代自動車ウルサン工場名村正門で、午前勤務の従業員が4時間の部分ストライキで早退している。現代自動車労組は19日からこの日まで毎日4時間の部分ストライキを行い、21日には10年ぶりに8時間の全面ストライキに入る。
20日、ウルサン市北区の現代自動車ウルサン工場名村正門で、午前勤務の従業員が4時間の部分ストライキで早退している。現代自動車労組は19日からこの日まで毎日4時間の部分ストライキを行い、21日には10年ぶりに8時間の全面ストライキに入る。[写真=聯合ニュース]

自動車、半導体、鉄鋼などの主要製造業で労使対立が激化し、「夏闘」が長期化する兆しを見せている。現代自動車労組は21日に全面ストライキを宣言し、続いて起亜自動車労組もストライキ権を確保し、経営側への圧力を強めている。SKハイニックスは賃金および成果給を巡る交渉を続けており、ポスコ労組も創業以来58年目にして初のストライキ危機に直面している。
 
20日の産業界によると、現代自動車労組は19日から20日までの2日間、各4時間の部分ストライキを実施中である。21日には8時間の全面ストライキ、24日から25日には各4時間の部分ストライキが予定されている。現代自動車労組が全面ストライキを行うのは2016年の団体交渉以来10年ぶりである。

特に今回のストライキには全国金属労働組合も参加する。現代自動車の従業員だけでなく、部品会社や現代自動車グループの関連会社、自動車業界の元請け交渉を行う単位など、約9万人の労働者が連帯ストライキに突入し、完成車ラインも全面的に停止する見込みである。先行するストライキによって生産に支障が出ている状況で、今月末まで予定されているストライキ日程を考慮すると、現代自動車の生産障害規模は6万台、損失額は2兆6000億ウォンに達すると推定され、大きな被害が予想される。

現代自動車労使の核心的な対立の争点は、労組が要求する△解雇者の復職 △賞与50%引き上げ △定年延長などの3つの要求案である。金属労組も△元請け交渉の獲得 △部品会社への納品単価の引き下げ中止 △現代自動車グループの定年延長などを主張している。現代自動車・起亜自動車労組関係者は「会社は史上最大の業績を上げたが、役員にだけ無償株を支給する不公平な成果分配を行った」とし、「組合員の努力を無視し、役員だけが成果給パーティーを開く会社の行動を強く非難する」と述べた。
 
半導体業界も成果給の支払い方式を巡る混乱の末、分岐点を迎えた。SKハイニックス労使は、今年の賃金交渉で超過利益分配金(PS)の60%を自社株で、40%を現金で支給する内容の暫定合意案を導出した。従来の「全額現金支給」の原則を破り、一部を株式で代替する経営側の改編案が一部反映された結果である。

ただし、対立の火種は依然として残っている。経営側案に対する社内不満から、生産職と技術・事務職を含む「統合労組」が新設されるなど、労働者間の対立の様相も見られている。この合意は暫定案であるため、組合員の賛否投票手続きが残っており、夏闘の局面の中で労組内部の反発を超えて最終的な合意に至ることができるか注目される。
 
鉄鋼および造船業界でも賃金・団体協約を巡る労使対立が続き、ストライキの兆しが濃厚になっている。ポスコは18日に中央労働委員会の調整中止決定により、合法的な争議権を確保し、58年の無争議の歴史が途絶える危機に直面している。
 
ポスコ労使は6月に賃金交渉を開始して以来、6回の本交渉を行ったが、賃金引き上げや激励金を巡って意見の相違があり、合意点を見いだせていない。労組は基本給7.1%引き上げと激励金600%を要求し、経営側は基本給1.5%引き上げと激励金250万ウォンを提示している。
 
好況を迎えた造船業界でも賃金交渉を巡る緊張感が高まっている。HD現代重工業労組は14日に中央労働委員会に労働争議の調整を申請し、25日から27日には争議行為の賛否投票を実施する予定である。労使は基本給引き上げや賞与の拡大、営業利益30%の成果共有を巡って意見が対立している。
 
ハンファオーシャンは今年の賃金交渉の初顔合わせすら行えず、交渉が難航している。改正労働法施行に伴う下請け労組の元請け直接交渉問題も絡み、労使関係の不確実性が高まっている。




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