2026. 08. 21 (金)

フィジカルAI、日常生活に浸透…中国ユニットリー時価総額71兆円・韓国タワーパレスに警備ロボット

  • ユニットリー上場初日629%暴騰

  • 中国ロボット祭りでホテル・物流・セキュリティロボットが総出動

  • 国内でもタワーパレスに警備ロボット…4四半期実戦投入

ヒューマノイドロボットユニットリーG1が観覧客と握手している写真[写真=聯合ニュース]
ヒューマノイドロボットユニットリーG1が観覧客と握手している。[写真=聯合ニュース]


人工知能(AI)が仮想データの世界を超え、物理的現実と直接相互作用する「フィジカルAI」が日常生活に深く浸透している。中国北京で開催されている世界最大のロボット祭りでは、ホテル・物流・セキュリティなど生活現場に即座に投入可能なロボットが多数公開され、国内ではLG CNSがソウル江南のタワーパレスに警備ロボットを導入し、ロボットの活動舞台が居住空間にまで広がっている。
 
20日、IT業界によると、19日に上海証券取引所の科創板(スターマーケット)に上場した中国のユニットリーは、初日の株価が公募価格(150.8元)に対して629%暴騰し、1100元に達し、取引中の企業価値は4450億元(約92兆円)、取引終了時には3418億元(約71兆円)を記録した。中国本土の証券市場に上場した初のヒューマノイドロボット企業で、企業公開(IPO)の一般申込競争率は8000対1に達した。
 
フィジカルAIが生活密着型ロボットの段階に入る中、ロボット産業に対する市場の関心が急増したことが上場の成功の背景とされる。ユニットリーは今回の上場で調達した61億元(約1兆3000億円)を新製品の開発やAI訓練モデルの研究に投入し、技術格差をさらに広げる計画である。
 
国内の証券業界では、ユニットリーの上場成功がレインボーロボティクスやドゥサンロボティクスなど国内ロボット株の投資心理改善につながるとの分析が出ている。
 
ユニットリーが上場した日、北京経済技術開発区で開幕した「2026世界ロボット大会(WRC)」は、この流れを集約して示す舞台である。「人間と機械の共生、生産と需要の融合」をテーマに23日まで開催されるこの大会には、参加企業が300社を超え、2年前(169社)よりも倍近く増加し、展示品も3000点を超えている。

約5万㎡の規模の展示場は、△スマート革新館 △スマート融合館 △スマート製造館 △スマート体験館など4つの館で構成され、ユニットリー、ユビテック、ギャラクシーゼネラル、フーリエなど中国の代表的なヒューマノイド企業が総出動した。
 
展示場では「働くロボット」が観覧客の目を引いた。青い制服に警察帽をかぶった警備ロボットの周りには人だかりができ、深センに本拠を置くアストリボットのロボットは、クレーンのような手でバッグを整理する様子をデモンストレーションした。通訳AI企業として有名なアイフライテックは、曲がりくねったステージを上り下りし、座った姿勢で荷物を検査するロボットを披露し、配送・物流センターへの投入可能性を証明した。
 
大会の事前イベントとして開催されたホテル用ロボット技術競技会では、ロボットが水筒を整理し、寝具を整える様子も公開された。タオルを畳むような繊細な動作は、これまでロボットが越えられない領域とされていたため、技術の飛躍を確認できるポイントであった。
 
国内でもフィジカルAIの生活密着型適用が始まった。LG CNSは同日、住宅施設管理企業タワーピエムシーと「警備ロボットソリューションサービス構築」に関する業務協定を締結し、ソウル江南のタワーパレスに四足歩行の警備ロボットを導入する。
 
両社は2ヶ月間の技術検証を経て、4四半期内に実際の運用に入る。ロボットはLG CNSのロボット転換(RX)プラットフォーム「フィジカルワークス」を基に、敷地内の空間構造や走行動線、転倒・火災などの異常状況データを学習し、共用スペースや地下駐車場を自律巡回する。電気自動車充電施設で高温が感知されるなどの火災リスクが検出されると、管理室に即座に通知する。

 LG CNSとタワーピエムシーは、今後ハンナムザヒル、アクロソウルフォレスト、レミアンワンベイリーなどにも警備ロボットを導入する計画である。警備ロボットがゴミを発見した場合、清掃ロボットに作業を依頼する異種ロボット間の協力体制も構築する計画である。



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