2026. 08. 21 (金)

三表セメント、三陸鉱山内に自生樹木2万本を植樹

  • 採掘終了2.5haの生態復元…年内植栽完了予定

バラ公園から見た三表セメント三陸工場の全景写真提供三表グループ
バラ公園から見た三表セメント三陸工場の全景[写真=三表グループ]

三表セメントの子会社である三表資源開発は、江原特別自治道三陸市の石灰石鉱山で地形・植生復元活動を推進していると20日に発表した。

今回の活動は、採掘が終了した鉱山の地形を安定化させるだけでなく、周辺の自生植物を活用して植生を回復し、野生動物の生息基盤を整える生態復元プロジェクトである。

鉱山開発を継続しつつ、採掘が完了し用途転換が必要な区域から順次復元する方式で、開発と復元を並行して行い、環境への影響を最小限に抑えることに重点を置いている。

三表資源開発は2023年10月に三陸市から鉱山復旧設計の承認を受け、近徳面教曲里周辺約2.5ha(2万5454㎡)の土地を生態復元の試験地域として整備してきた。

2024年から2025年にかけて基盤整備と自然親和型排水路工事を完了し、今年は植栽作業を経て年内に復元を完了する予定である。

植栽段階で最も力を入れたのは森林樹種の選定である。三表資源開発は、土壌が貧弱な鉱山の土地でも植生が安定的に定着できるよう、復元対象地周辺の自生植物を中心に移植・植栽・播種などの現場適用可能性を検討した。これを基に、鉱山環境に適した森林樹種10種・苗木2万本を選定し、植栽を進める。

三表資源開発は植栽完了後も定期的なモニタリングを通じて植生の活着・生育状態と復元地の安定性を確認し、復元成果を持続的に検証して生態系が安定的に定着するよう管理する方針である。

植生復元とともに、絶滅危惧野生生物Ⅱ級であり法的保護種である空飛ぶリスの生息地保全と生物多様性確保のための活動も推進している。三表資源開発は2021年から「1社1絶滅危惧種生息地復元事業」の一環として空飛ぶリスの潜在的生息地復元活動を続けている。

現場調査と継続的なモニタリングを通じて空飛ぶリスの生息可能性と移動経路を分析し、科学的予測モデルを活用して生息拡散が予想される地域と主要な移動経路を導出した。これを基に生息環境改善のための人工巣を設置するなど、体系的な復元活動を推進している。

実際、昨年実施した生息地調査では、合計75地点で空飛ぶリスの生息痕跡が確認された。調査結果を基に出現頻度が高い地域の生息地モデルを検証し、4月には生息が予想される地域に人工巣50個を設置して生息基盤を強化した。

三表資源開発は科学的モニタリングと復元活動を継続し、生態復元モデルを高度化し、生物多様性保全活動を拡大していく計画である。

三表資源開発の関係者は「鉱山開発過程で発生する可能性のある環境影響を減らすため、採掘が終わった区域を順次復元し、野生動物の生息環境を共に管理してきた」と述べ、「今年の植栽作業を滞りなく終え、復元後も持続的なモニタリングで生態環境が安定的に定着するよう努力する」と語った。



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