2026. 08. 21 (金)

総合特検、勲章を受けた『西江大橋回軍』の趙成賢大領を不拘束起訴

  • 内乱重要任務従事の疑いで起訴

  • 洪昌植・金相煥も裁判に送致

趙成賢
趙成賢前陸軍首都防衛司令部第1警備団長 [写真=聯合ニュース]


權昌永第2次総合特別検査チーム(総合特検)は、2024年12月3日の非常戒厳時に部隊に『西江大橋を越えるな』と指示し、戒厳の早期終結に貢献した功績で勲章を受けた趙成賢前陸軍首都防衛司令部第1警備団長(大領)を内乱参加の疑いで裁判に送致した。

19日、総合特別検査チームは報道発表を通じて、趙大領を内乱重要任務従事の疑いで不拘束起訴し、洪昌植前国防部法務管理官を職務怠慢、金相煥前陸軍本部法務室長も内乱の準備行為でそれぞれ不拘束起訴した。

特検側は「趙成賢は違法な戒厳であることを知りながら国会に部隊を出動させた事実、洪昌植は大臣と次官に何の法的助言も行わなかった事実、金相煥は違法な戒厳であることを知りながら戒厳司令部法務処長の任務を遂行するために出発した疑いが認められる」と起訴の背景を明らかにした。

趙大領は2024年12月3日の非常戒厳宣言直後、李鎮雨前首都防衛司令官の国会出動指示を部下の第2特任大隊と第35特任大隊に伝達し、国会内部の人員を引き出す任務を伝えるなど、違法な戒厳作戦に参加した疑いを持たれている。

特検チームは関係者の調査過程で、趙大領が戒厳当日西江大橋で待機中の部隊に「鎮圧棒を持って投入せよ。任務は国会内部の人員を引き出すこと」と指示したとの証言を確保したとされる。

また、当日午後11時50分頃、李前司令官と推定される人物からの電話を受け、「忠誠、引き続き作戦を行います」と応答した通話録音ファイルも確保されたとされる。

これまで趙大領は部下に『西江大橋を越えるな』と指示したとされており、特検は趙大領が初期に違法な戒厳作戦に積極的に同調し、翌朝国会で非常戒厳解除要求決議案が可決されると態度を変えたと見ている。

今回の不拘束起訴は、従来の捜査機関と政府の評価を全面的に覆す決定である。趙大領はこれまで憲法裁判所の弾劾審判などに出席し、李前司令官から国会進入指示を受けたが、任務目的が不明確であると判断し再検討を要求し、後続部隊に兵力回軍を指示したと述べていた。

そのため、先に事件を捜査していた趙恩錫内乱特検チームは、趙大領が上部指示に消極的に対応し、最終的にこれを拒否したと見て不入件処分を行い、李在明政府国防部も趙大領の功績を認め、昨年9月に趙大領に報国勲章三一章を授与した。

しかし、事件を再調査した総合特検チームは、趙大領が戒厳の違法性を認識した状態で部下の兵力を国会に出動させた以上、内乱参加の責任を免れることは難しいとの最終判断を下した。





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