2026. 07. 27 (月)

愛子内親王はなぜ天皇になれないのか

 
徳仁天皇夫妻の写真
徳仁天皇(右)夫妻[写真=ロイター/聯合ニュース]

1989年1月、私は日本で中学1年生だった。昭和天皇が崩御すると、日本社会はまるで時間が止まったかのようだった。テレビをつけると、どのチャンネルでも追悼放送が続き、普段楽しんでいたドラマやバラエティ、アニメ番組はすべて消えた。子供たちは見るものを失い、大人たちはビデオレンタル店に殺到した。人気映画のテープを借りようとする人々が長い列を作り、その光景さえニュースになった。その時、幼い私は初めて知った。日本において天皇は単なる国家元首ではなく、国民の日常や社会の雰囲気さえ変える特別な存在であることを。
 
37年が経った今、日本は再び皇室問題で騒がしい。今回は天皇の崩御ではなく、後継者問題である。しかし、今回の議論では多くの日本国民が期待していた重要な内容がまったく除外された。それは、現天皇の一人娘である愛子内親王に王位継承権を与える問題である。
 
日本政府が最近整理した制度改善案は、結婚した女性皇族が婚姻後も皇室に残り公務を行うことを可能にし、戦後一般人となった旧皇族の男性を養子として迎え入れ、皇族に復帰させる内容を含んでいる。急速に減少する皇族数を維持するための対策である。
 
しかし、女性天皇を許可することや愛子内親王に王位継承権を与える問題は、今回の議論の対象から初めから除外されている。そのため、日本ではこうした言葉が出てくる。
 
「愛子内親王をそのままにしておいて、なぜ数百年前に皇室から分かれた旧皇族を探すのか。」
 
韓国の人々にも十分に共感できる疑問である。この疑問に対する答えを理解するには、日本でよく登場する二つの言葉を区別する必要がある。それは「女性天皇」と「女系継承」である。私たちには似たように聞こえるが、日本ではまったく異なる概念である。
 
まず女性天皇は、文字通り女性が天皇になることである。愛子内親王が即位すれば女性天皇となる。実際、日本の歴史において女性天皇は新しいことではない。日本には合計8人の女性天皇が存在し、在位回数は10回に達する。日本が歴史的に女性天皇を認めていなかったわけではない。
 
しかし、日本の保守政治界がより重要視しているのは女性天皇ではなく女系継承である。ここで言う「女系」とは、王位を継承する人が男性か女性かではなく、皇室の血統が誰を通じて引き継がれるかを意味する。
 
一例を挙げよう。愛子内親王が将来天皇になり、再び愛子内親王の息子が王位を継承する場合、どうなるだろうか。多くの人は「息子も男なのに何の問題があるのか」と考えるだろう。しかし、日本ではそうは見なされない。その息子は男性だが、母親である愛子内親王を通じて皇室血統を引き継いでいるため、「女系継承」と分類される。逆に女性が天皇になった場合でも、その後王位を同じ男系血統の皇族が継承すれば、日本では女系継承とは見なされない。
 
つまり、日本の保守層が守ろうとしているのは「男性だけが天皇にならなければならない」という原則ではない。皇室の血統が父方に引き継がれなければならないという男系継承の原則である。
 
この違いを理解すれば、なぜ日本政府が愛子内親王よりも旧皇族の男性を先に挙げるのかもある程度理解できる。日本国民の目には、現天皇の一人娘よりも数百年前に皇室から分かれた旧皇族の男性を優先しているように見えるが、日本の政治界は個人よりも血統の連続性をより重要な価値と見なしている。
 
徳仁天皇、雅子皇后、愛子内親王
徳仁天皇(左から)、雅子皇后、愛子内親王。[共同=聯合ニュース]
 しかし、日本国民の考えは少し異なる。最近の日本の世論調査によれば、女性天皇を許可すべきだという意見は70%前後に達している。愛子内親王が次期天皇になることに拒否感がない国民が多数いるということである。一方、旧皇族の男性を復帰させる案には反対意見も少なくない。政治界が守ろうとしている伝統と国民が考える常識との間には、かなりの隔たりが生じている。
 
世界の王室の流れも日本とは異なる。イギリスは2013年に王位継承法を改正し、王子と公女を区別せず、先に生まれた子供に王位を継がせることにした。スウェーデンはすでに1980年に世界初の男女区別のない長子相続制を導入し、オランダ、ベルギー、ノルウェー、デンマークも同様の方向に制度を変更した。今日のヨーロッパの王室では、性別よりも出生順を優先することが一般的な原則となっている。
 
国際社会の視線も似ている。国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)は、何度も日本の男性中心の皇位継承制度を再検討するよう勧告している。男女平等の原則に合致しないという理由からである。
 
しかし、日本政府はこれを受け入れていない。王位継承は男女平等の問題ではなく、国家の歴史と伝統に関する問題であり、国際機関が判断すべき事案ではないという立場を明確にしている。最近では、この問題を巡り国連女性差別撤廃委員会に対する対応を強化し、分担金の一部支払いを保留する強硬な態度を示した。
 
興味深いことに、歴史学界でも現在の男系継承原則が初めから絶対不変の伝統であったと見る視点は多くない。女性天皇は実際に存在し、今のような厳格な男系中心の制度は明治時代の国家体制が整備される中でより強く制度化されたという研究も少なくない。
 
1989年、私が経験した日本は昭和天皇の崩御を前に放送を止める国だった。2026年の日本は愛子内親王を次期天皇として支持する国民が多数を占める国である。しかし、政治界は依然として男系継承の原則を簡単に手放すことができない。天皇は変わっても、天皇を取り巻く制度は簡単には変わらない。
 
今回の皇室論争は単に次の天皇を誰が担うかの問題ではない。日本という国が伝統をどこまで守り、またどこまで時代の変化に合わせて変えることができるのかを示す試金石となっている。




* この記事はAIによって翻訳されました。
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