2026. 07. 09 (木)

薬価引き下げを前に…製薬会社、組織のスリム化やパイプライン再編など戦略修正に奔走

  • 売上依存度の高いジェネリック薬の収益が減少

  • 大規模臨床費用の負担が現実に反映

  • 技術移転での収益性確保に向けて

写真=聯合ニュース
[写真=聯合ニュース]

政府の段階的薬価引き下げ制度が1ヶ月余り先に迫る中、国内製薬業界は組織の再編と事業戦略の修正に加速をかけている。売上減少が避けられない構造的変化に対応し、コスト効率化を急ぐと同時に、パイプラインの運営方法を変更する戦略も注目される。

8日、業界によると、政府はジェネリック医薬品の薬価算定率を従来の53.55%から45%に引き下げ、加算制度の見直しを含む薬価制度を8月から施行する予定である。業界では今回の措置が収益性の低下を超え、企業の未来戦略を変える要因になると見ている。特に同一成分・類似製品間の競争が激化している状況で、薬価引き下げは直ちに売上減少につながることから、危機感が高まっている。

これに対し、主要製薬会社は組織効率化作業に着手した。宗勤堂は最近、類似機能を持つ組織を統合することで組織構造をスリム化することに決めた。会社側は人員構造調整は行わないと明言したが、内部的には重複機能を減らし、意思決定のスピードを高めるための体質改善が不可避であるとの判断である。以前検討していた一部品目のCSO(販売代理)転換計画も薬価引き下げの影響を考慮し、暫定的に延期するなど営業戦略も再調整に入った。

韓美薬品も組織改編を通じて対応に乗り出した。既存の組織を革新成長・持続成長・未来成長・成長支援の4大部門体制に改編し、新製品開発センターを統合配置して研究開発と事業化の連携を強化した。研究開発(R&D)組織も未来成長部門傘下に再編し、中長期的な成長の原動力確保に焦点を当てた。短期的なコスト削減だけでなく、新薬開発の効率性を向上させ、収益構造を多様化する戦略と解釈される。

業界では今回の薬価引き下げを契機に「組織スリム化」と「事業再編」が同時に本格化すると見ている。特に売上依存度の高いジェネリック事業の収益性が低下する中、研究開発投資と営業戦略のバランスを再設定する必要がある状況である。

国内製薬会社の関係者は「薬価引き下げに対応するためのタスクフォース(TF)を稼働させ、毎週会議を行いながら市場状況を把握している」と述べ、「特に来年から目に見える打撃が予想されるため、組織改編と対応体制がさらに具体化するだろう」と語った。
 
グラフィック=アジュ経済DB
[グラフィック=アジュ経済DB]

中小製薬会社の戦略変化はさらに顕著である。資金余力が限られた企業は候補物質の臨床過程を直接進めるのではなく、技術移転を通じて収益を確保する方向に舵を切る戦略が注目される。大規模臨床費用と市場参入リスクを負担することが難しい現実を反映した選択である。

ただし、今回の薬価引き下げが上位製薬会社に与える影響は限定的である可能性があるとの分析も出ている。鄭允澤製薬産業戦略研究院長は「革新型・準革新型製薬企業の登録などを通じて薬価引き下げの影響が一部緩和される可能性があり、政策も2030年まで段階的に適用されるため、上位製薬会社は短期的な衝撃を吸収する余力がある」と見ている。さらに「政府の政策の方向が自社新薬開発と海外進出に向けられている点から、企業は今回の制度変化をコスト圧迫としてだけでなく、R&D中心の体質転換の契機とする必要がある」と述べた。

海外進出戦略に関しては、より現実的なアプローチが必要であるとの指摘がある。鄭研究院長は「SKバイオファームやセルトリオンのように直接進出の事例もあるが、ほとんどの企業はグローバル企業との提携を通じて海外市場にアクセスせざるを得ない」とし、「ライセンスアウト(技術輸出)を基にしつつ、グローバル企業との共同開発形態で責任を強化する方向に発展すべきである」と提言した。




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