2026. 07. 09 (木)

25万の中小企業の危機をAIで把握...迅速な対応体制を構築

  • 中小企業庁、8日に『中小企業再起支援策』を発表

ノ用石中小ベンチャー企業部第1次官の写真
ノ用石中小ベンチャー企業部第1次官 [写真=聯合ニュース]

政府は、25万の中小企業の危機状況を早期に把握し、迅速な対応を支援するAI(人工知能)基盤の危機警報通知システムの構築を推進する。

中小ベンチャー企業部は8日、非常経済本部会議兼経済・産業競争力強化関係閣僚会議において、関係省庁が共同で成長停滞と財務危機に直面している中小企業の成長と回復を支援するための『中小企業再起支援策』を発表した。

韓国評価データ(KODATA)によると、限界中小企業の割合は2020年の6.5%から2022年には7.9%に、2024年には8.8%まで持続的に上昇する見込みである。中小企業庁の分析によれば、2024年時点で約5万5000社が成長と財務面で危機に直面しているか、兆候を示していることが分かった。

財務危機にある企業のうち、限界企業の45.0%は売上が増加しており、構造改善を支援すれば正常化する可能性がある企業も確認された。

これに対し、政府は危機状況が長期化する前に早期に探知し、成長性と正常化の可能性が高い企業を選別して、危機の種類に応じたカスタマイズ支援を提供する新たな再起体制を構築する方針である。

具体的には、中小ベンチャー企業振興公団が融資企業の不良兆候を早期警報として管理している対象を6万社から25万の中小企業全体に拡大し、成長と財務危機の兆候を探知して通知する『AI基盤中小企業危機警報通知システム』を構築する。現行の財務、金融情報だけでなく、ニュース、産業動向などの非構造データをAIが分析し、個別企業の状況だけでなく地域・産業別の危機兆候も早期に把握する。

企業ごとの危機兆候指数は、正常、注意、予備警報、警報の4段階に分けられる。予備警報・警報段階の企業には、SMSやSNSを通じて危機状況の通知と再起支援制度の情報を提供する。

構造改善支援の審査基準は、正常化・成長可能性を中心に改編し、経営改善計画の実施実績が優秀な企業に対しては資金評価手続きの簡素化や融資優遇を推進する。

今年下半期から導入する金融機関の中小企業・小商業者支援努力を評価する『共生金融指数』の評価項目に『中小企業債務調整比率』を反映し、金融機関の参加を促す。また、産業融合新製品の生産や情報通信融合など、現行の6つの新事業分野に5極3特成長エンジン及びこれに関連する地域主力産業分野を優先支援対象として追加し、有望な新事業分野への転換を促進する。

これまで事業転換の成功・失敗のみを判断していた成果管理方式も、年次目標達成度と成果に応じて差別支援する『マイルストーン(段階目標)』方式に改編する。事業転換支援を超え、サプライチェーン内のアンカー企業である大・中堅企業の新事業進出計画と協力中小企業の転換を結びつける伴走事業転換モデルも導入し、産業生態系全体の転換を促す。

事業転換企業の特性を考慮し、既存事業所を縮小しても新規投資規模がより大きい場合には地方投資補助金を受けられるよう制度改善を推進する。新事業転換承認企業の場合、専門外国人材(E-7)の滞在期間を従来の3年から5年まで拡大する。

中小企業庁は、今年3月に小商業者の経営危機を先制的に管理し、再起を支援するために『小商業者危機通知トーク』サービスを実施した。

ノ用石中小ベンチャー企業部第1次官は、「今回の対策を通じて成長可能性を持つ中小企業が構造改善や新事業転換を通じて危機を克服し、新たな成長動力を確保できるよう政策の能力と資源を集中させる」と述べた。



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