2026. 07. 06 (月)

個人投資家の「借金投資」が62兆ウォン突破、過去最大に…証券会社の利息収入は1兆ウォン超え

[ 写真=亜洲経済]

コスピ(KOSPI)が史上初めて9000の大台を突破するなど、韓国株式市場が強気相場に沸いた今年第2四半期(4〜6月)、個人投資家による、いわゆる「ピットゥ(借金して投資)」の規模が1日平均62兆ウォン(約6.8兆円)を超え、過去最大を記録した。これに伴い、証券各社が懐に収めた利息収入も1兆3000億ウォンを上回ったと推定される。

5日の金融投資協会によると、今年第2四半期の「信用取引融資」残高は、1日平均35兆9418億ウォンと集計された。これは前四半期(31兆126億ウォン)に比べ15.9%急増したもので、過去最高の水準だ。

信用取引融資とは、投資家が株を購入するために証券会社から借り入れた資金のうち、まだ返済されていない残高を指す。この残高は第2四半期初頭の32兆ウォン台から、先月24日には38兆6328億ウォンまで膨れ上がり、足元でも38兆ウォン前後と高水準を維持している。

また、保有株を担保に資金を借り入れる「預託証券担保融資」は、第2四半期の1日平均で25兆9666億ウォンを記録した。前四半期に比べわずかに減少したものの、依然として24兆〜26兆ウォン台の手堅い水準を維持している。

これにより、信用融資と預託証券担保融資を合算した第2四半期の1日平均の「借金投資」の規模は61兆9084億ウォンに達した。前四半期(57兆423億ウォン)比で8.5%増加し、史上最大を更新した形だ。

「ピットゥ(借金投資)」の急増に伴い、証券業界の利息収入も右肩上がりで推移している。信用融資に平均金り年9%、預託証券担保融資に年8.5%を適用して試算すると、第2四半期の利息収入はそれぞれ8086億ウォン、5517億ウォンとなり、計1兆3603億ウォンにのぼる。これは前四半期の推定値(1兆2508億ウォン)を8.7%上回る規模だ。

実際、今年第1四半期に韓国の大手証券10社が信用融資だけで稼ぎ出した利息収入は、すでに約6000億ウォンに達していた。

市場関係者は、足元で信用融資残高が38兆ウォン前後で足踏みしている理由について、「証券会社の信用供与限度が自己資本の100%以内に制限されており、貸出余力が限界に達しているため」と分析する。

しかし、NH投資証券やKB証券など主要証券各社が相次いで増資などの資本拡充に乗り出しており、今後信用供与の枠が拡大すれば、個人投資家の借金投資熱が再び燃え上がる可能性があるとの見方も出ている。
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