2026. 06. 23 (火)

メディカルインテリア事業、毎年10%成長…オステムインプラント、累積受注2000件突破

  • 専門設計能力を備え、ビッグデータに基づく医療空間の革新

京畿道金浦市に位置するオステムインプラントのインテリア家具工場の写真
京畿道金浦市に位置するオステムインプラントのインテリア家具工場。 [写真=オステムインプラント]
オステムインプラントは、歯科・メディカルインテリア事業の拡大を加速し、累積受注が2000件を突破した。ビッグデータを活用したカスタマイズ医療空間設計を前面に出し、市場への影響力を広げている。事業の見通しも明るい。ここ数年の間に歯科インテリアの競争力はメディカル分野に拡大しており、業界によれば関連事業は毎年10%以上の成長を続けている。

オステムインプラントは、歯科・メディカルインテリア事業を開始してから9年で累積受注が2000件を超えたと22日に発表した。2023年に1000件を達成した後、約3年で再び1000件のプロジェクトを追加したことになる。

同社は「多数の歯科医院との協業を通じて蓄積したビッグデータを基に、医療従事者やスタッフの移動動線を最適化し、診療空間の特性に応じた標準設計体系を構築した」と成長の背景を説明した。さらに「一般商業施設とは異なり、医療空間は診療効率や衛生、安全性などを考慮する必要があるため、専門設計能力が重要である」と付け加えた。

オステムインプラントは、世界30カ国に34の法人を運営しており、国内でも20の事業所と17の研究所を有している。同社は、グローバルおよび国内の歯科市場で築いたネットワークと現場経験をインテリア事業の競争力に結びつけている。

これを実現するために、科学技術情報通信部から正式に設立許可を受けたインテリア研究所も別途運営している。ここでは、材料開発、専門収納システム設計、医療従事者および患者の動線最適化、有害物質の遮断、X線被曝最小化技術などを研究し、現場に適用している。

施工品質確保のための自社インフラも強化した。オステムインプラントは主要な資材企業と協力し、優れた原材料を使用しており、京畿道金浦市に約900坪の規模の家具工場を運営し、家具製作と施工資材の生産を直接行っている。

工事期間を短縮した点も競争力として挙げられる。同社はデザインと設計を標準化し、主要資材と家具を事前に製作することで、現場作業を設置と組み立て中心に簡素化した。これにより、50坪規模の歯科医院の工事期間を従来の5週以上から30%以上短縮し、現在は2週以内の施工を目指して研究開発を進めている。

オステムインプラントは今後、IoT(モノのインターネット)に基づくスマート管理システムの適用を拡大する計画である。現在運営中の漏水検知および遮断システムは、センサーと連動したモバイルアプリケーションを通じて異常状況をリアルタイムで確認でき、遠隔管理も可能である。

オステムインプラントの関係者は「今後もIoTに基づく管理システムとスマート技術の適用範囲を拡大し、医療空間の安全性と利便性を同時に強化していく計画である」と述べた。

一方、オステムインプラントは最近の事業報告書で、昨年の連結基準売上高が1兆3327億ウォンに達したと公表した。同期間の営業利益は801億ウォンで、前年(1598億ウォン)と比較して約49%減少したが、これは事業拡大のための先行的な人材採用による人件費や開発費の上昇によるものである。海外売上は9055億ウォンに達し、全体売上の約68%を占めた。




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