“ロボット分野は重要な未来成長動力だ。”
サムスン電子のノ・テムン代表取締役社長(DX部門長)は5日(現地時間)、米ラスベガスに設けられたサムスン電子単独展示館で記者懇談会を開き、ロボット事業を次世代の成長動力に育てるという構想を明らかにした。
6日(現地時間)に開幕する世界最大の技術展示会「CES 2026」で、「フィジカルAI」が核心トレンドに浮上した中、サムスンもこの分野の事業構想を具体化するものと分析される。
この日、ノ·テムン代表は“サムスンが持つ複数の製造生産拠点を基盤にロボット事業を推進し、ここで積み上げた技術と力量でB2C(企業・消費者間取引)まで拡大することが目標”と延べた。 続けて“現在、私たちの製造ラインに(ロボットを)投入するための色々な作業が進行している”とし、“ある程度の水準に上がれば、今後の製造現場に適用されるだろう”と説明した。
サムスン電子はまず、製造現場の自動化・効率性を極大化する産業用ロボット技術を強化した後、B2B(企業間取引)からB2Cに事業領域を広げる段階的ロードマップを構想中だ。
これまでサムスンはロボット事業の競争力強化のための組織再整備と投資を続けてきた。 2021年にロボット事業化タスクフォース(TF)を「ロボット事業チーム」に格上げし、2024年には韓国初のヒューマノイドロボット「HUBO」を開発したレインボー・ロボティクス持分を買収し、筆頭株主に上がった。 代表取締役直属の「未来ロボット推進団」も作った。
サムスン電子は家電からモバイル、ネットワーク、医療機器まで多様な分野の製造ラインを稼動している。 現場で収集される多様なデータを利用して基本的なハードウェアはもちろん、AIソフトウェアの力量まで引き上げることができるものと期待される。
この日、ノ代表は不確実な対外環境の中でも未来の成長動力確保のための投資を拡大すると話した。 彼は「4大新成長動力」として先に言及したロボットの他にも空調、電装、メディカルテクノロジーなどを挙げ、“今年これら分野に対する投資を増やし、有望技術確保のための買収・合併(M&A)を推進し、未来技術主導権を確保する”と明らかにした。
サムスン電子は昨年、大型M&Aを相次いで成功させたことがある。 兆単位の投資はドイツの空調メーカーであるFläktGroupの買収とハーマンがドイツのZF GroupのADAS(先端運転支援システム)事業の買収が挙げられる。 この他にもデジタルヘルスケア会社である「Xealth」とプレミアムオーディオ業者「Masimo」のオーディオ事業部までこの1年間に成功させた取引だけで数兆ウォンに達する。
ノ代表はすべての機器を一つに連結し、真の「AI日常パートナー」になるという抱負も伝えた。 ノ代表は“モバイル、TV、家電など全製品とサービスにAIを全面適用し、顧客の生活の質を画期的に高める”とし、“今年AIが適用された新製品目標を計4億台に設定した”と説明した。
モバイルは多様なAIサービスを連結する「AIハブ」に進化し、TVはすべてのプレミアムラインナップに「Vision AI」を適用して「オーダーメード型AIスクリーン」経験を提供する。 家電は家事負担を「ゼロ化」し、睡眠・健康など顧客の日常まで管理する「ホームAIコンパニオン」に生まれ変わるという計画だ。
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