![[写真=現代モービス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/04/20250904143811670850.jpg)
現代モービスが欧州最大のモビリティショー「IAA」に3回連続で参加し、未来モビリティビジョンと技術戦略を披露する。 電動化、電装など次世代核心技術ポートフォリオに基づき、自動車の本場である欧州で技術競争力を立証し、これをグローバル核心技術の受注成果につなげるという構想だ。
現代モービスは今月9~12日(現地時間)、ドイツ・ミュンヘンで開かれる「IAAモビリティ2025」に電動化、電装、ランプ、シャーシ・安全分野の核心技術20種余りを出品すると3日、明らかにした。
ドイツIAAは世界4大モーターショーの一つだったフランクフルトモーターショーが2021年に開催地をミュンヘンに移して再発足した欧州最大の総合モビリティ展示会だ。 今年は「Deeper Look to Progress」をテーマに、未来モビリティの進歩と変化を主導する技術革新を公開する。
一般観覧客が訪問するパブリックスペースには、起亜のフラッグシップ電気自動車「EV9」に現代モービスの先端電装技術「ホログラフィックウインドシールドディスプレイ(HWD)」技術を適用して展示する。
HWDは特殊フィルムを適用した車の窓ガラス全体をスクリーンにして走行情報、ナビゲーション、プレイリストなど各種UIを鮮明に具現する現代モービスのフラッグシップディスプレイ技術だ。 現代モービスは2029年の量産を目標に、世界的な光学企業であるドイツのZEISSと該当技術を共同開発している。
グローバル顧客企業を対象にしたプライベートブースは、さらに集中して運営する。 核心技術は「エコ電動化」、「統合制御ソリューション」、「視覚連携革新技術」の3つのテーマにグループ化し、今後の開発ロードマップを提示して現代モービスの未来ビジョンと核心技術を効果的に見せる予定だ。
電装とシャーシ、自動運転分野を網羅した統合ソリューションの核心技術を通じ、欧州の完成車メーカーを狙う。 欧州市場で需要が拡大している自動運転(Lv。2+)および駐車統合制御器を中心にソフトウェアプラットフォームとハードウェア製品を結合した「統合型SDV(ソフトウェア基盤自動車)ソリューション」が核心だ。
電気自動車のバッテリーシステム(EV BSA)とハイブリッドバッテリーシステム(HEV BSA)、プラグインハイブリッド(PHEV BSA)など、現代モービスの電動化能力を代表する豊富なバッテリーシステムポートフォリオも前進配置される。 現代モービスが毎年アップデートしてきた未来型デジタルコックピット「M.VICS 6.0」を含むディスプレイとランプ革新技術も披露する。
現代モービスは展示期間中、フォルクスワーゲン、BMW、ベンツなどの主要欧州完成車顧客を招待し、様々な新技術の競争力及び量産力量を強調し、追加的な事業協力を模索する。 このようなオーダーメード型営業活動は、欧州市場内の現代モービスの影響力拡大につながっている。 IAAに初参加した2021年当時の5兆ウォン台だった欧州内の売上は毎年着実な上昇傾向を見せ、昨年8兆ウォンを超えた。
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