![[写真=HD現代]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/23/20250623134617755558.jpg)
HD現代が米国本土での船舶建造協力を拡大する。
HD現代は最近、米国「Edison Chouest Offshore(ECO)」と米国商船建造のための戦略的・包括的パートナーシップを締結したと22日、明らかにした。
ECOは米国内の5つの商船建造ヤードを保有する造船グループ会社だ。 現在、海洋支援船舶(OSV)300隻を直接建造して運用しているなど、OSV分野で世界的な競争力を備えた企業だ。
両社は2028年までにECO造船所で中型級コンテナ運搬船を共同で建造する方針だ。 このため、HD現代は船舶設計と機材購買代行、建造技術支援などを提供し、ブロックの一部も製作して供給する計画だ。 技術資産への投資も並行する。 これを通じて両社は今後、協力範囲を多様な船種に広げ、安保イシューが強い港湾クレーン分野まで拡大する予定だ。
造船・海運市況分析業者のクラークソンリサーチによると、2022年から2024年までの3年間、米国造船会社が受注した全世界コンテナ運搬船の数は、米国船主会社から発注した3600TEU(20フィート換算)級3隻が全てだ。 これを受け、ECOはグローバルトップの造船会社であるHD現代に協力を要請し、HD現代も米国内の事業機会の拡大や友好国との協力を考慮し、ECOと戦略的パートナーシップを締結した。 両社は米国のグローバル商船建造競争力が大幅に向上するものと期待している。
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