![[写真=SKハイニックス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/05/20250605150146836672.jpg)
SKハイニックスがサムスン電子を抜いて33年ぶりにグローバルDラム市場1位の座を占めた。
5日、市場調査機関のオムディアによると、SKハイニックスのグローバルDラム市場シェアは、昨年第4四半期の36%から今年第1四半期に36.9%を記録し、1位に名を連ねた。 同期間、サムスン電子のシェアは38.6%から34.4%へと4.2%ポイント下落し、2位に下がった。
売上規模も今年第1四半期、SKハイニックスは97億1900万ドル(約13兆2000億ウォン)、サムスン電子は90億5700万ドルで、7億ドルほど差が出た。 Dラム占有率でSKハイニックスがサムスン電子をリードしたのは初めてで、1992年、Dラム市場でサムスン電子が世界1位を占めた以後、33年ぶりだ。
SKハイニックスの反撃には人工知能(AI)チップの必須メモリーである高帯域幅メモリー(HBM)が功を奏した。 SKハイニックスは「AI大手」であるNVIDIAに最新HBMであるHBM3E(第5世代)を供給しており、すでに今年の物量を完売した状態だ。
市場では次の戦場であるHBM4への関心が高まっている。 オムディアは“HBM4の供給能力が今後の市場競争で核心差別化要素として浮上する見通し”と明らかにした。
SKハイニックスは今年3月、業界で初めてNVIDIAなどの主要顧客にHBM4サンプルを供給し、今年下半期に量産を控えている。
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