![[写真=現代自]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/04/20250604154854179745.jpg)
現代自動車グループは、世界自動車工学会連合(以下、FISITA)が主催するカンファレンスで、未来車の技術ビジョンを公開し、新型ネッソの展示などを行い、グループの存在感を誇示した。
現代自動車グループは3日(以下現地時間)から5日までスペイン・バルセロナで開かれる「FISITAワールドモビリティカンファレンス2025(FISITA World Mobility Conference 2025、以下FISITA WMC)」で、グループの未来モビリティ技術ビジョンを発表したと4日、明らかにした。
FISITAは、世界36カ国の自動車工学会が参加する自動車分野の世界最大規模の学術機関連合体で、現在、約21万人のグローバル自動車研究員が会員として活動している。
また、隔年でグローバルモビリティ産業の技術リーダーと専門家など約2千人が集まって技術を共有し、ネットワーキングを強化するカンファレンスを開催している。
特に、今月からは韓国人初のFISITA会長に選出された現代自・起亜のエネルギーソリューション担当であるキム·チャンファン副社長が2年間の任期を始める。 キム·チャンファン副社長はFISITA会長として、全世界の自動車工学会の理事会及び委員会を主宰する役割をする。
これと連携し、現代自動車グループは今年、FISITA WMCの唯一のプライムパートナーの資格で、グループの未来技術ビジョンを発表し、展示プログラムを運営し、高まったグループのグローバル地位をアピールした。
カンファレンス初日の3日には、現代自のホセ·ムニョス代表取締役社長が基調演説を通じ、現代自動車グループの未来技術ビジョンを世界中のモビリティ産業のリーダーやエンジニアと共有した。
ホセ·ムニョス社長は“現代自動車グループは移動手段だけでなく、人類がより安全で便利に移動できる未来を作っていくため、モビリティ技術の境界を広げている”と述べた。
続いて△HMGMAの製造自動化システム △自動運転 △バッテリー及び燃料電池システム △米国内のHTWO水素充電所などと関連した技術開発の現状を公開した。
その後に行われた「現代自動車グループとの対話」セッションでは、ホセ·ムニョス社長をはじめ、グローバル主要モビリティ業界のリーダーらが集まり、産業の発展方向について自由に討論し、ネットワーキングを強化した。
この日には現代自・起亜所属の研究員が現代自動車グループの欧州内パートナーシップ事例を紹介し、協力会社と共に開発したモビリティ技術を公開する特別セッションが行われる。
現代自動車グループは欧州地域の技術パートナーシップの事例として、△バーチャル性能検証のためのソフトウェア及びハードウェア活用事例 △PHM(故障予測及び管理)技術基盤のSDV(ソフトウェア中心車両)シャーシ信頼性確保研究 △EV調和性能具現のためのブッシング(ゴム部品)新技術などを発表する予定だ。
世界中から参加したモビリティ産業研究員が直接研究した技術開発現況を発表する時間も運営される。 このセッションでは現代自・起亜所属の研究員17人が参加し、△バッテリー △ボディ先行技術 △熱管理 △自動運転 △電動化設計など、様々なテーマの優秀論文を発表する。
この他にも現代自動車グループは固有の水素モビリティ技術力を強調する展示プログラムを運営する。 このため、「水素社会の実現に向けたまっすぐな信念」をテーマに展示ゾーンを設け、新型水素電気自動車「ザ・オール・ニュー・ネッソ」とネッソに適用された燃料電池システムを一緒に披露する。
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