![[写真=LG化学]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/26/20250526112855716571.jpg)
LG化学がリサイクル・バイオ原料などエコプラスチック素材から電装部品までエコ未来技術に基づいた多様な事業ポートフォリオを構築している。
25日、業界によると、LG化学は廃食用油や植物性副産物など、バイオ原料を活用したBCB製品の生産を積極的に拡大し、温室効果ガスの低減に貢献する計画だ。 このため、昨年、イタリア最大の石油会社のENIと次世代バイオオイル合弁工場(JV)設立契約を締結した。 2026年までにLG化学の大山(テサン)事業場に韓国最大規模の年間30万t規模のHVO生産工場の完工を目標にしている。
HVOは化石基盤の燃料が入らず、廃食用油など植物性原料に水素を添加して生産する次世代バイオオイルだ。 高吸収性樹脂(SAP)や高付加合成樹脂(ABS)、ポリ塩化ビニル(PVC)など、エコプラスチック製品の原料としても活用できる。
LG化学は、化学的リサイクル工場の設立と技術開発にも拍車をかけている。 LG化学は、忠清南道唐津(タンジン)に韓国初の熱分解油工場を年産2万トン規模で建設した。 この工場には高温・高圧の超臨界水蒸気で混合された廃プラスチックを分解する化学的リサイクル技術が適用され、10tのビニール・プラスチック投入時に8t以上の熱分解油を作れる業界最高水準の生産性を保有する予定だ。
この他にもLG化学は二酸化炭素プラスチックPEC(ポリエチレンカーボネート)を活用した化粧品容器を世界で初めて披露し、電圧によって透明度を調節するサンルーフフィルム市場にも進出した。
静電塗装プラスチックを活用して車両用金属を代替したりもした。 LG化学の静電塗装プラスチックはフロントフェンダーのほか、△バンパー △サイドミラー △トランク △燃料注入口など、自動車部品メーカーの顧客が希望する外装部品に適用できるため、需要がさらに増加するものと期待される。
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