![[写真=LGディスプレイ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/19/20250519113659706079.jpg)
LGディスプレイは第4世代OLEDパネル新技の術研究論文が国際情報ディスプレイ学会(SID)で「今年の優秀論文」に選定されたと18日、明らかにした。
SIDは毎年、全世界のディスプレイ研究陣が提出する500編以上の論文のうち、優れた成果を出した上位5%の論文を優秀論文に指定する。
LGディスプレイ研究チームは、輝度や色の表現力、エネルギー効率などの面で、従来比性能を画期的に高めた第4世代OLEDパネルの研究成果を紹介し、優秀論文に選ばれた。
第4世代OLEDパネルは光の三原色「レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)」をそれぞれ独立した層に積み上げた「プライマリーRGBタンデム」独自技術を適用した。 これを通じ、業界最高水準の最大輝度4000nit(1nitはろうそく1本の明るさ)を達成した。
最大輝度を高め、色の表現力を強化するカラー輝度も同時に改善し、直前の世代に比べて40%向上した2100nitの具現にも成功した。 電力消耗が大幅に増える人工知能(AI)TVに合わせてエネルギー効率も極大化させ、従来対比エネルギー効率を約20%(65インチ基準)改善したりもした。
LGディスプレイ関係者は“持続的なディスプレイ技術革新を通じ、差別的顧客価値を創出し、グローバル市場で技術競争力を強化していく”と述べた。
一方、LGディスプレイは今回のSID2025行事を通じ、今年の優秀論文をはじめ、次世代ディスプレイ分野の研究論文16編も一緒に発表した。
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