![[写真=ハンファ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/05/20250805105926994183.png)
今年に入って、韓国10大グループのうち、時価総額の増加率が最も高いグループはハンファであることが分かった。 防衛産業と造船の好材料に支えられ急上昇した中、HD現代とSKグループもコスピ平均を上回る成果を記録し、証券市場の勢力図変化の中心に立った。
5日、証券業界によると、2024年末基準で43兆5000億ウォンだったハンファグループ上場企業13社の時価総額は2025年8月1日基準で120兆7000億ウォンで、77兆2000億ウォン増加した。 これは7ヵ月間で177.5%増加した数値で、同期間、コスピ(30.6%)やハンファを除いた10大グループの平均(30.3%)に比べれば、5倍以上高い上昇率だ。
ハンファの時価総額は昨年末、コスピ全体の2.3%に過ぎなかったが、今年のコスピ上昇分(600兆2000億ウォン)の12.9%を牽引した。 特に、防衛産業・造船の3社であるハンファエアロスペース、ハンファオーシャン、ハンファシステムの合算時価総額は97兆ウォンに達する。
このうち、ハンファエアロスペースは年明けに32万6000ウォンだった株価が7月末に99万6000ウォンまで上昇し、245.1%急騰した。 上半期基準で売上11兆8000億ウォン、営業利益1兆4000億ウォンで、歴代最大実績を記録し、7月に4兆2000億ウォンの有償増資も成功的に終えた。
ハンファオーシャンは年初対比株価が200%以上上昇し、時価総額は35兆9000億ウォンで、ネイバーを抜いてコスピ13位に上がった。 造船業界の中で唯一、米国現地の造船所(フィリ造船所)を保有している点が、韓米関税交渉の核心的なテコの役割を果たし、企業価値の上昇を牽引した。
ハンファの他にもHD現代は時価総額が51.7%増加し、造船・海洋プラント業況回復の恩恵を十分に受けた。 AI基盤のスマートシップソリューションの期待感と造船受注の増加が複合的に作用した。
SKグループも35.7%の上昇率を記録し、半導体業況の反騰期待とエネルギー部門の拡大戦略が時価総額の増加に寄与した。
証券業界はこのような流れに対し、“韓米関税交渉とグローバルサプライチェーン再編という政治・外交的イベントが特定産業群と企業に実質的な機会として作用している”とし、“防衛産業・造船・半導体などを中心に証券市場主導株の地形が移動している”と分析した。
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