![[写真=大韓電線]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/04/20250804152532575668.jpg)
大韓電線が大規模海上風力事業を受注し、海底ケーブル分野の総合競争力を再立証した。
大韓電線は韓国最大の海上風力開発事業である「鞍馬海上風力」の内部網海底ケーブル供給ターンキー契約を締結したと4日、公示した。 契約金額は約1816億ウォン(VAT含む)で、契約期間は2028年末までだ。
鞍馬海上風力は全羅南道霊光郡(ヨングァングン)鞍馬島(アンマド)西側の海上に発電容量532MW(メガワット)規模の海上風力団地を造成する事業で、延べ面積が8390万㎡に達する。 風力団地が造成されれば、1400GWh電力を生産することができる。 これは年間140万人が使用できる電力量だ。
今回のプロジェクトで、大韓電線は海上風力団地内に設置される内部網(Inter Array)海底ケーブル設計、生産、運送、施工などの全体工程をターンキー(Turn-key)方式で一括遂行する。 内部網海底ケーブルは風力発電機の間、風力発電機と海上変電所の間を連結するケーブルだ。 風力団地が大型化するほど供給規模が大きくなるが、大韓電線が供給する内部網海底ケーブルの全長は100kmを越える。
大韓電線は6月に総合竣工した唐津(ダンジン)海底ケーブル第1工場で海底ケーブルを生産する予定であり、ケーブル運送および施工には韓国唯一のCLV(Cable Laying Vessel)布設船であるパロス(PALOS)号を投入する計画だ。
大韓電線は今回の受注に先立ち、霊光(ヨングァン)落月(ナクウォル)海上風力、西南海海上風力など国内主要海上風力プロジェクトに参加し、海底ケーブル分野の技術力とプロジェクト遂行能力を蓄積してきた。 特に、霊光落月海上風力事業の海底ケーブル施工にはパロス号を投入し、西海岸海域に特化したCLVの性能を立証した。
大韓電線関係者は“2009年から持続的に積み上げてきた海底ケーブルの競争力を基盤に、韓国海上風力分野で急速に成果を出している”とし、“ターンキー力量を持続強化することで本格化する韓国海上風力事業と「西海岸エネルギー高速道路」のサプライチェーン安定化に寄与すると同時に、ヨーロッパとアジアなど拡大するグローバル海上風力事業に積極的に参加し、輸出競争力を高めることにも寄与するだろう”と付け加えた。
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