![[写真=サムスンEA]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/08/20250408111643785121.jpeg)
サムスンE&Aが約10年前、メキシコ国営石油会社のPEMEXと締結した2300億ウォン規模の脱硫設備(HDS)工事契約を最近、公式に解除した。
サムスンE&Aは5日、公示を通じて“2016年10月、発注処から国家精油プロジェクトの予算縮小で工事一時中断要請を受けた以後、計25回にわたる中断を経て、4日に契約解約を通知された”と明らかにした。
問題となったプロジェクトは、メキシコ·グアナフアト州サラマンカ地域にディーゼル油の硫黄成分を除去する水添脱硫設備を建設する工事で、サムスンE&Aは設計・調達・施工(EPC)全般を担当する条件で、2015年12月に契約を締結し、2016年1月に着工した。
しかし、その後、現地の事情により予算が削減され、事業が長期漂流し、結局サムスンE&Aは発注先と契約解約を議論してきたと伝えられた。
解約金額は、これまで進められた工事分を除いた約1868億ウォンだ。 サムスンE&Aは“すでに遂行した工事に対する費用は全額受領し、該当事業は今年の実績展望に含まれておらず、契約解約による財務的損失はない”と説明した。
今回の契約解除を最後にサムスンE&Aがメキシコで遂行中のプロジェクトは現在ない状態だ。
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