![[写真=ハンファ先端素材]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/06/20250306113137600045.jpeg)
ハンファ先端素材は今月6日までフランス·パリで開かれる「JEC WORLD 2025国際複合素材展示会」に参加し、最新の複合素材技術および部品を披露すると5日、明らかにした。
JEC WORLD 2025は、全世界50ヵ国の1350社余りから約4万5000人が参加する世界最大規模の複合素材展示会だ。 複合素材産業の最新技術とグローバルトレンドを確認できる場だ。
ハンファ先端素材は今回の展示会で、未来モビリティの核心課題である軽量化と安全性を同時に満たす様々な素材と部品を公開する。
主要展示製品としては、電気自動車のバッテリーと冷却システムを保護するプロテクションカバー(Protection Cover)とピックアップトラックの積載空間に最適化されたトラックベッド(Truck Bed)がある。 これらすべて耐久性と軽量性に優れたガラス繊維強化複合素材(GMT、Glass Mat Thermoplastic)で製作され、電気自動車及び商用車市場で注目される製品である。
バッテリーを外部の衝撃から保護するために設計された様々な特殊バッテリーパック用の上下部ケースも紹介される。
圧縮・落下・振動耐久性能を全て満たし、優秀性を立証したバッテリーパック下部トレイ(Battery Pack Lower Tray)は特殊複合素材であるエポキシGF-SMC基盤の一体型設計を通じて部品数を減らし、20%の軽量化を実現した製品だ。
熱硬化性樹脂であるSMC(Sheet Molding Compound)と金属を結合したバッテリーパック上部ケース(Battery Pack Upper Case)は、バッテリー内部火災時の熱暴走拡散を遅延させ、電磁波遮蔽(EMI Shield)性能を通じ、バッテリー電子回路の動作障害を防止する。 アルミニウム複合パネルが適用された上部ケース(Upper Case)は火災発生時の乗客の避難時間を確保することに重点を置いた安全設計として注目されている。
このほか、車両の側面衝突時に乗客を保護し、バッテリーケースを支持するシートクロスメンバー(Seat Cross Member)に炭素繊維(Carbon Fiber)とガラス繊維(Glass Fiber)を適用した革新製品など、多様な新製品が紹介される。
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