![[写真=SPCグループ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/03/20250203154337720385.jpg)
パリバゲットを運営するSPCグループが約2300億ウォンを投資し、米国内初の製パン工場を建設する。 第2期トランプ政権の発足により急変するグローバル市場環境と関税制度をはじめとする米国産業政策を考慮して推進が加速化した
SPCグループは米テキサス州ジョンソン郡Burleson市にある産業団地「ハイポイントビジネスパーク」に製パン工場敷地を買い入れ、投資計画と支援金などを現地地方政府から承認を受けたと3日、明らかにした。 8月に着工し、07年下半期の完工を目標に、敷地規模は約15万平方メートル(4万5000坪)だ。
SPCグループはテキサス工場設立のために計1億6000万ドル(約2300億ウォン)を投資する。 ジョンソン郡とBurleson市など地方政府が提供する支援金、テキサス州の税制優遇などを合わせれば、計1400万ドルの規模の支援を受ける見通しだ。
テキサス工場は米国とカナダをはじめ、今後、中南米地域のベーカリー製品供給のための海外最大生産基地になる見通しだ。 第一段階として延べ面積約1万7000平方メートル(5200坪)規模で建設した後、2030年までに2万8000平方メートル(8400坪)に拡張し、年間5億つの製品を生産するという方針だ。
パリバゲットは現地工場の設立をきっかけに、米州事業に弾みがつくものと予想した。 SPCグループは現在、北米に210余りのパリバゲット売場を運営しており、2030年までにこれを1000店舗に増やすという目標だ。
これに先立ち、SPCグループのホ·ヨンイン会長と長男のホ·ジンス社長は先月20日、トランプ大統領の就任式に出席するために米国を訪問した当時、現地の政·官界の人々と会い、経済協力と投資方案を議論した。
SPCグループのホ·ジンス社長は“米国現地工場の設立は世界最大市場である米国をはじめ、北中米進出拡大のための重要な転換点になるだろう”とし、“グローバル事業現地化戦略を加速化し、世界市場にKフードの優秀性を広く知らせることができるよう努力する”と述べた。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。