韓国と米国が来週、有事の際に韓半島（朝鮮半島）防御のための定例連合訓練である「乙支自由の盾（UFS／乙支フリーダム・シールド）」練習を行う。
合同参謀本部は12日、「韓米は連合防衛態勢の確立に向け、19日から29日までUFS演習を実施することにした」と明らかにした。
今回のUFS演習は △北朝鮮のミサイル脅威 △GPSかく乱とサイバー攻撃 △地上・海上・空中での脅威と最近の戦争様相など現実的な脅威を演習シナリオに反映する予定だ。
合同参謀関係者は「北朝鮮の大量破壊兵器対応に重点を置き、多様な資産を活用した作戦で、いかなる挑発にも韓米同盟は対応能力と態勢を一層強化する」と強調した。
また「韓国軍はサイバー攻撃およびテロ対応、国民安全支援など政府省庁の戦時に備えた演習と実際の訓練を支援し、国民の生命と安全を守るための政府レベルの国家総力戦遂行能力を向上させる」と説明した。
続けて「UFS演習期間中に連合野外機動訓練として地上・海上・空中領域で実機動および射撃訓練などを拡大施行し、相互運用性と実戦性を強化して韓米同盟の連合作戦遂行能力および意志を顕示する」と付け加えた。
合同参謀本部は、今回の演習には国連軍司令部会員国が拡大参加する予定であり、中立国監督委員会は休戦協定遵守可否を観察すると明らかにした。
一方、北朝鮮はUFS演習について『北侵戦争演習』と主張し、強く反発している。
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