韓国政府は22日、バイデン米大統領の再選を目指す11月の大統領選からの撤退を表明したことと関連して「他国の国内政治関連状況に対しては言及しない」という立場を明らかにした。
大統領室の関係者はこの日、龍山(ヨンサン)大統領室出入り記者らに「韓米同盟に対する米国内支持は超党的であり、韓国政府は韓米グローバル包括戦略同盟を持続発展させていくために米国側と緊密に協力する」と強調した。
外交部の当局者も「韓国政府としてはグローバル包括戦略同盟に格上げされた韓米同盟を持続発展させていくために米国側と引き続き協力する」と伝えた。
一方、バイデン氏はXに投稿した声明で「大統領として働けたことは私の人生で最高の栄誉だ。再選を目指すつもりだったが、身を引き、残りの任期を大統領としての職務を全うすることだけに集中することが、(民主)党と国にとって最善の利益であると信じている」と述べた。
また「カマラ(・ハリス氏)が今年の党の候補者になるよう全面的に支持したい」と明らかにした。ハリス氏が正式指名されれば、主要政党の大統領候補として米史上初の黒人女性となる。
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