TikTok「韓流市場、2030年には274兆ウォンまで成長可能」

TikTokコリア
[写真=TikTokコリア]

エンターテインメントプラットフォーム「TikTok(ティックトック)」が韓流コンテンツと連係した潜在的市場規模が2030年に約1980億ドル(約273兆8000億ウォン)まで拡大する可能性があると見通した。

TikTokは15日、ソウル江南区CGV清潭(チョンダム)シネシティで記者懇談会を開き、グローバルマーケティングデータ・分析企業カンタと共同研究した「ショートフォーム時代の韓流:短くて強力なコンテンツで勝負する」白書を公開した。

白書は韓流支出規模が2024年基準で760億ドル(105兆1004億ウォン)に達すると推定した。しかし、2030年までに2倍以上成長するものと予想した。従来の需要のほか、まだ開発されていない機会も存在し、韓流市場の潜在力は2030年には約1980億ドルに達すると予想した。

最近はKポップよりもKドラマを通じて韓国文化全般が急速に伝播していると判断した。これは美容、フード、コンテンツなど各領域の製品購買につながり、韓流成長促進に重要な役割を果たした。

例えば、東南アジアの消費者はKコンテンツで韓国製品とブランド(92%)、韓国化粧品(76%)に大きな関心を持つようになった。米国、インドネシア、タイ、ベトナムのユーザーの57%は韓国のウェブトゥーンやドラマを見て韓国料理を経験した。

白書は、Kコンテンツに対する高い関心を商業的消費につなげるためには、プラットフォームをうまく活用する必要があると判断した。

TikTokコリアのソン・ヒョンホグローバル事業ソリューション総責任者(GM)は「TikTokはグローバル流行の中心となるエンターテインメントプラットフォームとして韓流コンテンツの爆発的成長と関心を目撃している」とし「今は短い時間に没入感あふれる経験を提供するショートフォームの時代」と説明した。

一方、「ショートフォーム時代の韓流」白書は、米国、インドネシア、タイ、ベトナムの4ヶ国の18~45歳の消費者約2000人を対象にアンケート調査で実施され、フード、美容、音楽、コンテンツ領域を中心に行われた。
 
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