ポスコインターナショナルが昨年の北米市場に続き、今年は欧州の電気自動車市場攻略のための生産拠点作りに乗り出した。
ポスコインターナショナルは11日(現地時間)、ポーランドのOpole州Brzeg市で、新規駆動モーターコア工場(PI-PEM:Posco International Poland e-Mobility)の着工式を行ったと12日、明らかにした。
10万㎡規模の敷地に建てられるポーランド新工場は2025年中旬に完工する予定だ。 まず、現代自・起亜の欧州現地生産の電気自動車に適用される駆動モーターコア103万台の生産プロジェクトを皮切りに、来年下半期から本格的な稼動に突入する予定だ。
ポスコインターナショナルは今後、欧州の主要電気自動車メーカーを攻略し、ポーランド工場だけで2030年までに年間120万台の駆動モーターコア生産体制を整える計画だ。 これでポスコインターナショナルは、韓国の浦項(ポハン)、天安(チョンアン)を含め、メキシコ、インド、ポーランドまで国内外にわたる駆動モーターコアグローバル生産クラスターを構築することになった。
特に、東アジア、西南アジア、北米、欧州など主要経済圏域に現地生産基地を確保し、深化する保護貿易主義による関税障壁リスクも解消した。
ポスコインターナショナル関係者は“アジア、北米に続き、エコカー産業の最前線である欧州現地に生産基地を確保することになり、意味が大きい”とし、“今後、欧州のメジャー完成車メーカーとの追加協業を通じ、グローバルエコ部品メーカーとして跳躍していく”と明らかにした。
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