![[写真=ポスコインターナショナル]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/16/20250916112656296191.jpg)
ポスコインターナショナルと韓国南部発電は15日、「国内LNGバンカーリング事業活性化のための業務協約(MOU)」を締結した。
今回の協約で、南部発電は2027年からポスコインターナショナルの国内LNGバンカーリングサービスを受けることができるようになった。
世界的な炭素中立基調により、低公害エネルギーであるLNG需要は中長期的に全体船舶燃料市場の20%を超えるものとみられる。 だが、国内LNGバンカーリング事業はまだ開始段階に留まっており、本格的な商業化とインフラ拡充が至急な課題に挙げられる。
発電公企業で初めてLNG燃料推進船「南部1号」と「南部2号」を導入した南部発電は2023年の初出港以後、国内LNGバンカーリングの競争力低下で、シンガポールなど海外から燃料供給を受けてきた。 この過程で不要な移動航路および時間損失が発生したことにより、国内LNGバンカーリング事業の必要性が提起されてきた。
今回の協約は公共機関と民間企業が協力して国内LNGバンカーリング事業を活性化し、さらにエネルギー調達プロセスの効率性を画期的に改善した先導的事例という点で意味が大きい。 特に、エネルギー転換時代に民間と公共が力を合わせ、韓国が世界的なLNGバンカーリングハブに跳躍するのに重要な踏み台になるものと期待される。
ポスコインターナショナルは2023年、ポスコエネルギーとの合併を通じ、LNG探査・生産から輸送、貯蔵、発電に至るバリューチェーンを垂直系列化し、競争力を確保した。 ミャンマー・オーストラリアのガス田運営、北米シェニエール・エナジー社との長期契約、独自のLNG専用船運営などで安定的な調達体系を構築した。 光陽(グァンヤン)LNGターミナルは貯蔵容量を既存の93万㎘から133万㎘に拡張する大規模投資を進めており、これを通じて国内エネルギー供給網の核心企業として立地を強化している。
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