韓悳洙（ハン・ドクス）国務総理（首相）は9日、政府ソウル庁舎で医療改革に関する記者会見を開く。
首相室は7日、会見には崔相穆（チェ・サンモク）経済副首相兼企画財政部長官、イ・ジュホ社会副首相兼教育部長官、チョ・ギュホン保健福祉部長官が同席する。
会見の具体的な内容については公開されなかった。ただ、政府が発表した4大医療改革課題を具体化した推進計画が公開されると見られる。
尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は今年2月、民生討論会で医療人材の拡充、地域医療の強化、医療事故安全網の構築、補償体系の公正性向上を骨子とする4大医療改革課題を提示した。
韓首相は会見を通じて、ソウル大学病院の教授たちの全体休診決議に対する対応方針も打ち出すとみられる。
ソウル医科大学・ソウル大学病院教授協議会の非常対策委員会は6日、韓国政府が専攻医に下した行政処分手続きを完全に取り消さなければ、今月17日に全体休診に突入することを決議した。
非常対策委員会のこのような動きにより、ソウル大学病院、盆唐（ブンダン）ソウル大学病院、ソウル特別市ボラメ病院、江南（カンナム）センターなど4つの病院の救急室と集中治療室など必須部署を除いたすべての診療科教授が病院を空ける状況が発生すると予想される。
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