米フロリダ州所在のケネディスペースセンターで8日午前(韓国時間)打ち上げられた韓国軍の偵察衛星2号機が宇宙軌道に進入した後、海外地上局との交信に成功した。衛星の打ち上げから160分後のことだ。
国防部は「韓国軍軍事偵察衛星2号が今日午前10時57分頃、海外地上局と本交信に成功した」と明らかにした。
続けて「今回の発射成功で確保される軍初の高性能映像レーダー(SAR)衛星を通じて韓国軍独自の情報監視偵察能力が一層強化された」と評価した。また「今後、後続衛星の打ち上げも支障なく推進していく」と付け加えた。
偵察衛星2号機を搭載した米宇宙企業スペースⅩの発射体「ファルコン9」は同日午前8時17分(現地時間7日午後7時17分)発射された。
2段推進体で構成されたファルコン9が打ち上げられ、2分28秒後に1段推進体が分離された。続いて47秒後にフェアリング(衛星保護カバー)が分離された。
発射45分後、ファルコン9から分離された偵察衛星2号機は午前9時11分頃、海外地上局と交信する予定だったが、予備交信が進行されず10時57分頃、本交信に成功した。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。