企業の、(12.1%)に比べては依然として低いが、その格差は約2.4倍でAI技術などに比べて相対的に小さかった。
同報告書を作成した韓国銀行のナム・チュンヒョン課長は「中小企業でクラウドの導入が活発な理由について『購読型サービスとして提供されるために自主的にITシステムを構築することに比べ負担が少ないためかもしれない』と説明した。
また、大企業の新技術導入率が高い理由について、売上の規模が大きいほど新技術導入を通じて得られる総利益が大きく、大企業ほど信用制約が少なく、リスク分散が容易だという点を挙げた。さらに、大企業であるほど市場先取りの利益がさらに大きく、多様な技術と事業領域を保有し、補完的革新に有利だと分析した。
産業別新技術導入率は情報通信業(45.8%)と金融・保険業(26.4%)で高かった。公共行政、国防と社会保障分野でも20.8%と比較的高い導入率を示した。公共部門の情報化のために投資が持続的に行われた結果と解釈される。
一方、不動産(3.8%)、農業(3.2%)、芸術・スポーツおよび余暇(2.4%)業種の導入率は低い水準にとどまった。
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