韓国政府は3日、石川県付近で発生したマグニチュード7.6の地震による影響が、韓国海域まで流入する可能性は低いと判断した。
パク・グヨン国務調整室国務1次長はこの日、日本福島汚染水放流関連の一日ブリーフィングで「今回の地震が発生した地域近隣を通る海流は大部分が日本海岸に沿って東北側に移動した後、津軽海峡を通じて太平洋に抜ける」と伝えた。
続けて「今回の地震が発生した地域の原発に被害が発生しても、韓国海域に直接的な影響はないと判断される」とし「東海岸にも最大85センチの津波が発生したが、韓国の原発には影響がなかった」と説明した。
さらに「韓国の原発は海面から約10mの高さに位置しており、去る2011年福島原発事故を契機にすべての原発に防水ドアと排水ポンプを設置するなど津波と浸水に徹底的に備えている」と明らかにした。
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