第3四半期の合計出生率0.7人「過去最低」···人口自然減少47ヵ月目

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[写真=聯合ニュース]

女性1人が一生産むと予想される韓国の合計出生率が、今年第3四半期0.7人であることが分かった。昨年同期に比べて0.1人減少したもので、過去最低値である。今年9月まで人口自然の減少も47ヵ月間続いている。

統計庁が29日に発表した「2022年9月の人口動向」によると、今年9月の出生児数は1万8707人、前年同月比3211人(14.6)減少した。これも1981年の統計作成以後、同月基準で過去最低値だ。

四半期別合計出生率は、今年第2四半期に続き、第3四半期にも0.7人を記録した。5~49歳の女性1人が一生産むと期待される平均出生児数が1人にも達していないという意味だ。

昨年0.78人を記録した合計出生率は今年第1四半期0.81人、第2~第3四半期にそれぞれ0.7人を記録し、さらに下落すると予想される。

1月から9月までの累積出生児数は17万7136人で、昨年同期より8.1%減少した。市・道別の出生児数は前年同月比忠清北道(0.4%)だけで唯一増加し、ソウルと釜山など16市・道で減少した。

第3四半期の出生児数の構成比は、第1子は60.6%で、1年前より2.5%ポイント増えた。第2子の割合は31.9%、第3子以上は7.5%で、それぞれ1.8%ポイントと0.6%ポイント低くなった。

子供を出産するまでの平均結婚期間は3.68年となり、1年前より0.07年減った。第1子を出産するまでの期間が2.43年で、前年同期より0.43年減った。結婚して第一子を産む期間が多少早くなったことを意味する。

第3四半期の死亡者は8万7143人を記録し、昨年同期比1797人(2.1%)増えた。同四半期基準で過去最大値だ。

9月基準で死亡者数は2万8364人で、昨年より869人(3.0%)減少した。昨年9月の死亡者数が同月基準で歴代最大値を記録したことによる基底効果だ。

出生児数から死亡者数を除いた人口自然分は9657人減少した。出生児数より死亡者数が多い人口自然減少現象は2019年11月から47か月間持続している。

今年に入って9月までの累計人口自然減少は8万2381人であり、前年同期(8万6927人)より4000人あまり減少した。
 
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