ソウル観光財団が今秋、日本と中国、台湾など8ヵ国に出向き、ソウル観光の魅力を伝播する。
10月には日本、米国、シンガポール、マレーシアの4カ国で、11月には中国、台湾、タイ、スペインの4カ国で海外現地プロモーションを全方位的に行う。
まず、主要訪韓国家である中国、日本、台湾を攻略する。
台湾最大の旅行博覧会台北国際女展（ITF）でソウルローカル旅行、韓流コンテンツ、Kビューティーなどを披露し、中国広州プロモーションではグループBTSメンバーのヴィ（V）と共にした2023ソウル観光グローバルキャンペーン「ソウルエディション23（Seoul Edition23）」を紹介する。この場ではビューティー、ウェルネス、Kフード、韓流などソウルのライフスタイルを紹介するソウル観光説明会も一緒に行う予定だ。
マイス（MICE）産業の活性化に向け、米国、スペイン、シンガポール、マレーシア、タイの5ヵ国で攻撃的プロモーションも行う。
ソウルは昨年4500人規模の「世界政治学会総会」を含め、国際会議23件の誘致に成功するなど、国際会議市場で注目される都市に成長した。
MICE現地プロモーションでは、企業会議・国際会議開催・誘致支援相談の他にも韓流コンテンツを活用した体験イベントを実施し、海外バイヤーの耳目を集中させる計画だ。
今月17日に米ラスベガスで開催されるMICE専門博覧会IMEX Americaと11月28日にスペイン・バルセロナで開催されるIBTM Worldに参加し、国際会議の開催地としてのソウルの強みを広報し、ソウルのMICE支援制度、インフラなどを案内する。
11月12日にはタイ・バンコクで開催される2023国際コンベンション協会（ICCA）総会に参加し、2025年ICCA総会のソウル誘致に力を注ぐ計画だ。
海外企業を対象にした企業会議とインセンティブ団体のソウル誘致を目標にした現地マーケティングも強化する。
今月25日にはアジア太平洋地域のMICE代表展示会であるシンガポールITB Asiaと10月30日にマレーシアのクアラルンプールMICEロードショーに参加し、現地バイヤーと1:1ミーティングを行い、海外企業会議・インセンティブ観光団体を対象に誘致マーケティングを展開する予定だ。
ソウル観光財団のキル・ギヨン代表理事は「2023年秋、海外現地で職員と共に攻撃的な広報マーケティングを進める計画」とし「魅力的なソウルのライフスタイルを世界中に知らせ、3000万人観光客時代を切り開くために最善を尽くす」と伝えた。
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