LGエネルギーソリューションが6四半期連続で売上上昇の勢いを続け、今年2四半期に歴代最大の売上高を達成した。
LGエネルギーソリューションは連結基準で、今年2四半期の営業利益が前年同期対比135.5%増加した4606億ウォンを記録したと27日、明らかにした。
売上は前年同期比73%増の8兆7735億ウォンだ。
今回の営業利益は、米インフレ削減法(IRA)税額控除(Tax Credit)金額1109億ウォンが反映された数値で、今月初めに発表した暫定実績(6116億ウォン)より1510億ウォン減少した。
LGエネルギーソリューション側は減少理由について“顧客会社との合意により、GMリコール過程で発生した材料費原価上昇分1510億ウォンを一回限りの引当金として追加反映したため”と説明した。
LGエネルギーソリューションの上半期累積実績を見ると、売上17兆5206億ウォン、営業利益1兆938億ウォンを記録したが、これは前年同期比売上86.1%、営業利益140.7%成長した数値だ。
米国中心のグローバル電気自動車需要成長の本格化と共に、差別化された事業競争力強化戦略が上半期実績に主要な役割を果たした。 今年1月~5月のグローバル電気自動車販売台数を見ると、米国電気自動車市場は中国(47.3%)、欧州(23.9%)に比べて高い54.1%の成長率を記録するなど、急激な成長を続けている。
この他にも△GM合弁第1工場の安定的量産 △EV円筒形販売増大 △収率及び原価革新基盤の収益性改善 △アップストリーム投資・長期購買契約によるサプライチェーン多角化なども上半期実績牽引要因だ。
LGエネルギーソリューションは前方産業の需要鈍化と原材料価格変動などで、下半期も対外不確実性が増大するものと予想した。
実際、2023年の地域別電気自動車販売台数の見通しが欧州3.9%、中国0.6%下方修正されるなど、北米を除く全地域で需要鈍化が予想されている。 また、上半期大幅に下落したメタル価格が下半期の販売価格に本格反映され、売上成長にも影響を与えるものと展望される。
LGエネルギーソリューションは中長期的観点の戦略を通じ、持続可能な競争力を確保する方針だ。 このため、△製品 △グローバル生産施設運営 △原材料確保の3部門で競争力強化戦略を積極的に推進していく計画だ。
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