先月、韓国の外貨準備高57億ドル急減···米ドル高の影響

[写真=聯合ニュース]


先月、韓国の外貨準備高の規模が1ヵ月間で57億ドルも急減した。

5日、韓国銀行が発表した外貨準備高統計によると、5月中の国内外貨準備高の規模は4209億8000万ドルで、前月末より57億ドル減少した。韓国の外貨保有高は外貨資産運用収益および米ドル安基調に支えられ、3月以後2ヶ月連続増加するようだったが、5月に入って再び急減傾向に転じた。

韓銀関係者は「その他通貨外貨資産の米ドル換算額が減少したうえに金融機関外貨預受金減少、外国為替市場変動性緩和措置などにより外国為替保有額規模が減った」と説明した。 実際、5月中の米ドル指数は前月比2.6%上昇した。

先月の外貨保有内訳を見ると、有価証券が3789億6000万ドルで全体比重の大部分(90%)を占めた。 外貨預金の規模は178億2000万ドルで、4.2%の割合を示した。 国際通貨基金(IMF)特別引出権(SDR)は147億ドル(3.5%)、金は前月と変わらない47億9000万ドル(1.1%)だった。 韓国がIMF加盟国として出した出資金のうち、取り戻すことができる金額であるIMFポジションは46億9000万ドル(1.1%)を記録した。

一方、4月中の韓国の外貨保有規模は世界9位で、前月と同じ順位にとどまった。 中国(3兆2048億ドル)が1位を占め、次いで2位日本(1兆2654ドル)、3位スイス(9008億ドル)の順だった。
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