スタートアップ、「ロボット市場」の先取り競争深化···人手不足・人件費負担にサービングロボット選好

[写真=VD COMPANY]


急成長する韓国のロボット市場を先取りするためのスタートアップ業界の主導権競争が激しい。特に「知能型ロボット開発および普及促進法」が国会本会議を通過したことにより屋外配達ロボット商用化に対する法的根拠も用意され、今後ロボット市場を巡る覇権争いが熱くなる見通しだ。

6日、業界によると、VDカンパニーは韓国のサービングロボットの先頭メーカーとして挙げられる。現在、韓国の国内市場で60%に達する3000台以上のサービングロボットを普及している。現在、韓国には約5000台以上のサービングロボットが現場を駆け回っている。

先立ってVDカンパニーはサービングロボット大衆化のために2月サービングロボット業界で初めてオンライン専用ダイレクト料金制を発売しサービングロボット料金制ラインナップを拡大した。

VDカンパニーは今年2500台を追加導入する計画だ。下半期には安定性と走行性が向上したサービングロボット2種と酒類・飲料サービングソリューション1種を新たに発売し、市場1位固めに乗り出す方針だ。

ビーロボティックス(B-ROBOTICS)もサービングロボット商用化のために既存料金対比30%安い価格でサービングロボットを利用できる「認証中古」サービスを披露した。

ビーロボティクスは配達アプリ「配達の民族」の運営会社である「優雅な兄弟たち」の子会社だ。2019年にサービングロボットレンタル事業を初めて開始し、昨年は韓国で初めて月30万ウォン台のレンタル商品を披露したりもした。今年4月基準で1600あまりの売場に2000台余りのサービングロボットを運営している。

認証中古サービスは中古サービングロボットをビロボティクスがロボットエンジニアの厳格な検証過程を経て認証しレンタルで利用できる商品だ。高価なサービングロボットを低価格で利用できる点が特徴だ。

サービスロボットトータルソリューション企業のアルジーティ(RGT)は、競争力確保のために独歩的な技術力を基に多様な認証獲得に積極的に乗り出している。公信力のある認証を通じて(韓国)政府の各種支援を受け、国内拠点確保に速度を上げることができるという判断からだ。

今年初めには特許庁から「知的財産経営認証」を受けた。「知識財産経営認証」は技術力を基盤とした知識財産経営活動を模範的に遂行する中小企業に付与する認証制度だ。

先立ってアルジーティは △自動運転ロボット最短経路検索システム △ライダーセンサーの弱点克服マッピング技術 △予測回避走行技術などで多数の特許を出願している。

このようにスタートアップ業界がサービングロボット市場を攻略したのは、ロボット市場の成長傾向と関連が高い。英国の市場調査会社「ブランドエッセンスマーケットリサーチアンドコンサルティング」によると、サービス用ロボットの全世界市場規模は2020年352億4000万ドル(約46兆ウォン)から2027年には1409億4000万ドル(約187兆ウォン)に成長する見通しだ。年平均成長率が21.9%に達する。サービングロボットが求人難と高まった人件費の代案として浮上したおかげだ。

ある業界関係者は「最近食堂だけでなくスクリーンゴルフ場、ネットカフェなども人材難問題が深刻化されロボット需要が増え続けている」とし「サービングロボットの使用先が今年さらに拡大すると予想される。今年は特に屋外でのロボット配送ができる法制が用意されるだけに、大企業までも該当市場に参入し競争が激しくなるだろう」と付け加えた。
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